京都府舞鶴市のダイワボウマテリアルズ舞鶴工場跡地に「ジュンテンドー西舞鶴モール」が2019年2月21日に開業する。
ジュンテンドー西舞鶴モール。
西舞鶴にジュンテンドー核の大型商業施設が誕生
ジュンテンドー西舞鶴モールの前身となる「ダイワボウマテリアルズ舞鶴工場」は、「日出紡績舞鶴第2工場」として1938年に操業開始。経営統合に伴い1941年に「大和紡績舞鶴工場」に改称して以降、ダイワボウグループ紡績部門の国内における重要拠点として操業していたが、2007年6月の火災事故により閉鎖。長らく更地の状態が続いていた。
ジュンテンドー(島根県益田市)は、工場跡地の約半分をダイワボウグループから賃借し、2017年から自社主導による大型ショッピングセンター「Jモール」(仮称)の開発を進めていた。
ジュンテンドーは近隣からの移転となる。
ユニクロなど京都府北部・舞鶴初の専門店が多数出店
ジュンテンドー西舞鶴モールの建物は平屋建6棟、開発区域面積は51,700㎡、店舗面積は10,604㎡。
ホームセンター「ジュンテンドー」の同社最大店舗(店舗面積6,158㎡)を核に、ファストファッション専門店「ユニクロ」、子供服・ベビー服・ベビー用品専門店「西松屋」、地場大手食品スーパー「さとうフレッシュバザール」、ドラッグストア「キリン堂」、100円ショップ「ダイソー」など3月までに6店舗が出店する。この他にも店舗出店スペースがあるとみられる。
そのうち、「ユニクロ」「西松屋」「キリン堂」は舞鶴初出店であり、京都府北部でも店舗がほとんどみられないことから、商圏を舞鶴市、綾部市全域、宮津市の一部に加え、福井県西部(小浜市、大飯郡)まで設定するなど、広域集客を目指す。
また「さとうフレッシュバザール舞鶴京田店」は食品専門の小型店となるが、1月に閉店した西舞鶴店の代替店舗としての機能を果たす。
西舞鶴店の店頭に掲げられた開店告知。
ジュンテンドーは先行開業-ユニクロは3月
多くのテナントは2月21日に開業するが、核テナントの「ジュンテンドー」は2月20日に先行開店。
「ユニクロ」は3月下旬の開店を予定している。
外部リンク:『ジュンテンドー西舞鶴モール』 オープンのお知らせ
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