松戸市郊外の「松戸市公設地方卸売市場北部市場」の跡地に、住友商事の大型商業施設「テラスモール松戸(仮称)」が、2019年秋に開業する。
テラスモール松戸。(イメージ)
住商の「テラスモール」第2弾、松戸市郊外に出店
テラスモール松戸は2017年3月に老朽化のため閉鎖した松戸北部市場跡(松戸市八ヶ崎2丁目)に出店。最寄駅は新松戸(徒歩20分ほど、近くまでバスあり)で、国道6号線沿いからアクセスしやすい場所だ。
住友商事が開発する大型商業施設「テラスモール」としては、2011年開業の「テラスモール湘南」(神奈川県藤沢市)に次ぐ2施設目。
テラスモール湘南。
建物は地上4階建て(一部5階建て)で、賃貸面積は約42,000㎡、駐車場は2,000台。松戸市エリアの商業施設としては最大級の規模となる。
工事は7月2日に着工し、2019年秋の開業を目指す。
サミット核に180店が集結-買物客の市外流出防げるか
テラスモール松戸は複数の大型店と専門店を集積した「多核型サーキットモール」で、核店舗には食品スーパー「サミットストア」、シネコン「ユナイテッド・シネマ」、フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」が出店を予定。そのほかにもファッション大型店、大型店ライフスタイルショップ、家電量販店、大型書籍店など計180店の専門店が出店予定となっている。 核店舗となるサミットストア。
3月にJR松戸駅前の百貨店「伊勢丹松戸店」が閉店し、商業求心力が大きく落ちこんでいた松戸市。市民待望の松戸市最大となる大型商業施設の誕生で、市外への買い物客の流出阻止に期待がかかる。
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