千葉県船橋市の津田沼駅前にあるファッションビル「津田沼パルコ」地階に新たな食品売場「つだぬマルシェ」が10月5日に開店した。
津田沼パルコA館。
西友跡、北野エースなど「デパ地下仕様」の食品売場に
つだぬマルシェはパルコA館とB館の地階に展開。かつては「西友津田沼パルコ店」などが営業していた場所だ。
コンセプトは「おいしい!たのしい!パルコの地下 つだぬマルシェ」で、面積は約2,700㎡。
店舗ロゴ(ニュースリリースより)。
A館地階には「北野エース」をはじめ、惣菜店「新宿さぼてん」、「KASEI」、精肉店「肉処たかぎ」、鮮魚店「魚力」、青果店「澤光青果」、サンドイッチ「ウフサタゴサンド」など9店舗が出店。
B館には食品コーナー「わくわく広場」に加えて、「西松屋」、「キャンドゥ」、「トモズ」など、日常に便利な6店舗が出店する。
さらに、両館のあいだの連絡通路には約40席の休憩・イートインスペースが設けられている。
館内イメージ(ニュースリリースより)。
津田沼駅近くには「イオンモール津田沼」、「イトーヨーカドー津田沼店」、そして「モリシア津田沼」(ダイエーモリシア津田沼店、一時はイオンとして営業していた)などの大型スーパーが集積しており、「津田沼戦争」と呼ばれるほど競争が激しい地区として知られる。
津田沼のイオンとイトーヨーカドー。
その一方で、現在津田沼エリアには百貨店は存在しておらず、パルコが西友跡などをこうした自主編集型の「デパ地下」仕様に転換させたことは、現在「大丸松坂屋百貨店」を運営するJフロント傘下ならではのことであるとも言え、他店との差別化にもつながるであろう。
外部リンク(ニュースリリース):津田沼パルコ 地下1階【つだぬマルシェ】いよいよ、10月5日(木)GRAND OPEN!!
外部リンク:おいしい!たのしい!パルコの地下 つだぬマルシェ(PDF)
関連記事:イオン、モリシア津田沼店(旧ダイエー)・南砂町スナモ店を9月に「ダイエー化」-ダイエー津田沼店「12年ぶり」復活
関連記事:西友津田沼パルコ店、2017年1月31日閉店-津田沼パルコB館地階
関連記事:Dila津田沼、10月1日全面リニューアル-「ペリエ津田沼エキナカ」に改称