神奈川県海老名市のJR相模線/小田急小田原線/相鉄本線海老名駅に直結する丸井グループの百貨店業態「マルイファミリー海老名」1階食物販フロア「まるい食遊館」に、同社の新たな生鮮グロサリーフロア「ダイドコテラス」が2024年11月20日より順次新装開業する。
ビナウォークのマルイ
マルイファミリー海老名は、2002年4月に小田急グループ系複合商業施設「ビナウォーク」(店舗面積39,060㎡)の商業核として開業。店舗面積は19,000㎡。
開業当初は丸井グループのファミリー向け百貨店業態であったが、同社の脱百貨店路線の一環として、2024年11月現在は丸井グループ自主編集セレクトショップ「Urban Comfort」「ZAKKA SELECT」「マルイノアニメ」を中心に、高級衣料服飾ブランド「COACH」「COMME CA PLATINUM」、レディスファッション「Green Parks topic」、100円ショップ「Seria」、家電量販店「ノジマ」、総合リサイクルショップ「ワットマン」、アニメイト系グッズショップ「アニメイト」「らしんばん」「カードラボ」など入居するモール型店舗となっている。
まるい食遊館、北野エースを新たな核に
まるい食遊館は開業以来のデパ地下フロアを踏襲しつつ、催事フロア「カレンダリウム」拡大など都心店同様の施策を推進。既存の生鮮グロサリーフロア(食こまち・中島水産・ベストワン)に関しても、2023年7月に厚木本拠の食物販マルシェ「青空と大地 食の市」として全面刷新したが、食遊館リニューアルのため、2024年9月30日をもって閉店していた。
まるい食遊館では今回のリニューアルにあわせ、中野マルイなど他施設でも導入実績のある「食の専門店 ダイドコテラス」を2024年11月20日から12月10日までに順次展開する。
ダイドコテラスでは、高級食品スーパー「北野エース海老名マルイ店」(約4,300アイテム/酒類は12月4日から取扱開始予定)を核に、青果「フレッシュダイトー」や鮮魚・寿司「東信水産」、精肉「肉匠鈴吉」といった有力生鮮専門店を配置するなど、再び正統派のデパ地下型フロアとして新装することとなった。
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