イオンかのやショッピングセンター、2024年11月21日開業-旧プラッセだいわ21鹿屋店跡、大隅半島初の無印良品も

鹿児島県鹿屋市の鹿屋市役所(旧国鉄鹿屋駅跡地)近くにある、地場大手総合スーパー「プラッセだいわ21鹿屋店」跡に、イオングループ系商業施設「イオンかのやショッピングセンター」が2024年11月21日に開業する。

(仮称)イオンかのやショッピングセンター。

地場流通大手の旗艦店、イオン系ショッピングセンターに

プラッセだいわ21鹿屋店は1991年12月に開業。建物は地上3階建で敷地面積は26,384㎡、店舗面積は15,174㎡。建物は南国殖産グループ系建設会社「カイコー」が所有する。
同店は鹿児島地場流通大手「大和」(本社:薩摩川内市)のショッピングセンター旗艦店として「プラッセ21」を冠し、食品・日用消耗品から実用衣料・高感度衣料、贈答品需要まで幅広く対応したが、2022年9月をもって閉店。大隅半島唯一の店舗として営業していた「COMME CA ISM」「Honeys」「SUZUTAN(鈴丹)」「namco」「くまざわ書店」といったブランドが地域から姿を消すこととなった。
その後、2024年春より南国殖産主導で店舗跡の大規模改修工事を開始。同年6月にイオン九州が総合スーパー「(仮称)イオン鹿屋店」を同年秋目処に開店する方針を明らかにしていた。

大隅半島初の無印良品など入居決定、さらなる専門店も

イオンかのやショッピングセンターは2024年10月時点において、イオン九州直営総合スーパー「イオンかのや店」を核に、ライフスタイルストア「無印良品」やイオン系靴量販店「ASBee」、100円ショップ「ダイソー」、駄菓子屋「ちゃりんこ」、ファストフード「KFCケンタッキーフライドチキン」、地場和食レストラン「庄屋」、旧ラララグループ寿屋系アミューズメント施設「パスカランド」、フジパンストアー系インストアベーカリー「パン工場」といった専門店10店舗前後が入居する予定となっている。
イオンかのやショッピングセンターは、イオン九州運営の総合スーパー業態他店舗と比較しても比較的規模が大きく、プラッセだいわ時代の高感度衣料ブランドや飲食サービス系店舗など、さらなる専門店の入居発表が期待される。

(仮称)イオンかのやショッピングセンター

住所:鹿児島県鹿屋市白崎町4-1

関連記事:プラッセだいわ21鹿屋店、2022年9月25日閉店-大隅半島最大のショッピングセンター
関連記事:MEGAドン・キホーテ鹿屋店、2020年4月3日開店-鹿屋バイパス沿いのエディオン・WONDERGOO跡地に

このエントリーをはてなブックマークに追加