イオンと三菱商事、包括業務提携関係を解消-2019年2月に

流通大手「イオン」(千葉市)は、商社大手「三菱商事」(千代田区)との包括業務提携関係を解消することを12月28日に発表した。

イオン本社・イオンタワー(千葉市、写真はアネックス棟)。

関係が深かったイオンと三菱商事

イオンと三菱商事は、ジャスコ設立当初よりショッピングセンター「ダイヤモンドシティ」(現:イオンモール)を共同で設立。
さらに、2008年12月16日には包括業務提携契約を締結。近年も中国でマックスバリュの地域子会社を共同設立するなど、親密な関係にあった。
三菱商事は、2018年8月31日時点でイオンの発行済み株式総数の4.64%を保有している。
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三菱商事本社の入居するビル(千代田区)。

今回の提携解消は、三菱商事より保有するイオン株の一部を売却したいという申し出によるもの。
そのためイオンより提携関係の解消を申し入れ、両社の合意により2019年2月末日で解消することになるという。

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