JR九州と宮崎交通は、2社がJR宮崎駅(宮崎県宮崎市)の前に開発する商業ビルを「JR宮交ツインビル」とし、核テナントをJR九州が運営する複合商業施設「アミュプラザ宮崎」とすることを発表した。
追記:開業日は2020年11月20日となる。
JR宮崎駅。
アミュプラザ宮崎、2館体制に
今回、新たな複合商業ビル「JR宮交ツインビル」が建設されるのはJR宮崎駅西口の駐車場、駅レンタカーなどがある場所。現在はJR九州、宮崎交通などが所有する。
開発予定地。
JR九州の駅ビル「アミュプラザ」の中では最小となるものの、建物は県道を挟んで2館体制となる。
そのうち、駅前のビルは地上10階建て、うち9,800㎡が商業施設、4,100㎡がオフィス。駅前商店街に面するビルは地上6階建てで、6,300㎡の全てが商業施設となる。
駅前商店街は近年空き店舗や駐車場が目立っていただけに、活性化にも大きく貢献することになりそうだ。
完成予想イメージ。
駅前の建物にはシネマコンプレックスが設けられるほか、屋上庭園も整備される予定。
施設構成イメージ。
また、合わせて高架下の商業施設「えきマチ1丁目宮崎」についてもリニューアルされる。
工事は2019年春に着工され、2020年秋にJR宮交共同ビルの開業、高架下商業施設のリニューアルが完成する予定となっている。
完成予想イメージ。
主なテナント(2020年7月追記)
- ビームス
- ミラオーウェン
- ジェラートピケ
- センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ
- タイル
- アフランシール
- 紀伊國屋書店
- まつの
- キャンドゥ
- ワンダーアティックシネマ
- 交通神社
ニュースリリース:宮崎駅西口共同開発の概要決定 (PDF)
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