ドラスティックに進化し続ける町・新宿に、 新たなコンセプトの商業施設が誕生する。
JR東日本の子会社「ルミネ」は、新宿駅新南口に来春の開業を目指して建設中の「JRミライナタワー」併設の商業施設「ニュウマン」(NEWoMan)の概要を発表した。
建設中のミライナタワーとニュウマン。ルミネ2の南側に建設される。
JRミライナタワーはJRが新宿駅旧新南口駅舎跡に建設される高さ170m・32階建てのオフィスビルで、 ニュウマンはミライナタワーの7階までと、新南口構内、エキナカ、線路上部にかけて展開される。
サザンテラス口の上層部も商業施設となる。
ニュウマンのメインターゲットは働く女性。
「女性が輝き続けることができる経験と価値を提供する」ことをコンセプトにし、 認可保育園や、帝京大学医学部による婦人科併設のクリニック、調剤薬局も入居する。
落ち着いた雰囲気のエントランス。
商業施設部分は売場面積約7,600㎡とそれほど広くはないものの、100店舗ほどが入居予定で、その多くが新宿地区初出店。
飲食店ゾーンはこだわりの店舗を揃え、居酒屋やバーも入居、 朝7時から午前4時までの長時間営業となる(営業時間は店舗によって異なる)。
また、屋上には菜園が設けられ、イベント広場やイベントホールも設置、 植栽による緑化にも力を入れるなど、誰もがくつろげる施設を目指す。
ビル内にはバスターミナル「新宿南口交通ターミナル」(仮称)も設置される予定。
新南口に新たに設置される広場。
ニュウマンは2016年3月から4月にかけて2期に分けて開業する予定で、年商は200億円を目標にしている。
(担当記者:W/完成予想図はJR東日本公式サイトより引用)