ドン・キホーテ町屋店、2023年9月4日閉店-旧マルエツ・アットマート、ダイソー・ゲオも閉店

東京都荒川区の尾竹橋前にあるパン・パシフィック・インターナショナルHD(PPIH)系ディスカウントストア「ドン・キホーテ町屋店」が2023年9月4日午前3時をもって閉店する。

マルエツとして開店、かつてはスギ薬局都内1号店も

ドン・キホーテ町屋店の建物は、1998年10月にダイエーグループの総合スーパー「マルエツ町屋店」として開店。地上2階建で敷地面積は5,552㎡、店舗面積は3,266㎡、延床面積は約5,601㎡。
マルエツ町屋店は2004年春に直営売場の食品特化と家電量販店「コジマNew町屋店」を始めとする専門店の導入を実施したが、丸紅との提携を発端とする経営資源効率化の一環として2006年8月27日をもって閉店。
同年10月7日にはマルエツ直営売場跡に食品物流コンサルタント「グルメン」の食品スーパー「アットマート町屋店」と大手ドラッグストア「スギ薬局」の東京都内1号店「スギ薬局町屋店」が開店したが、グルメンの経営不振にともないアットマートは2011年3月27日をもって閉店していた。
(グルメンは2014年1月に民事再生手続開始、同年7月に破産手続開始)

高齢層取込み図ったドンキ、12年ほどで閉店

ドン・キホーテ町屋店は2011年12月2日に開店。売場面積は1,915㎡。ドンキ町屋店では東京下町エリアという立地特性を背景に、落ち着いた色調と幅広い通路を備える売場を展開するなど「お年寄りをはじめご家族連れのお客さま」の取込みを図った。

ドンキホーテ町屋店。(公式サイトより)

ドン・キホーテ町屋店閉店にあわせて、2023年8月20日にはファミリーレストラン「ガスト荒川町屋店」が閉店済み、9月3日には100円ショップ「ダイソー町屋店」と買取販売レンタルショップ「ゲオ町屋店」が閉店を予定しており、同施設は全館閉館となる見込みとなっている。

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