京都マルイ、2020年5月31日閉店-僅か9年の歴史に幕

京都府京都市下京区の四条河原町交差点にある京都住友ビルの核店舗「京都マルイ」が、2020年5月31日に閉店する。
追記:新型コロナウイルスの感染拡大により4月7日が最終営業日となった(営業しないまま5月12日付で閉店)

京都マルイ・京都住友ビル。

京都マルイ、僅か9年で閉店に

京都マルイは2011年4月に開業。1976年10月に開業し、2010年8月に閉店した阪急百貨店(四条河原町阪急)跡への出店であった。
京都住友ビル(地上8階地下1階建)の店舗面積は8,765㎡で、丸井はそのうち6階から地階までを占める。
館内はファッションや雑貨の店舗が多いものの、京都の外国人観光客の増加に伴い、地階にはウエルシア、5階にはラオックスが入居するなど、外国人観光客をターゲットとした店舗も出店していた。
京都市きっての商業地であるため周囲には大型商業施設が複数立地しており、近隣ではドン・キホーテが出店(再出店)を決めるなど競争が激しい地域でもある。閉店を報じた日本経済新聞によると、競争激化が閉店の一因であったという。
なお、レストラン街「住友不動産京都ビル FOOD HALL(旧名:モザイクダイニング四条河原町)」については丸井ではないエリアであるため、今後も営業を続けると思われる。

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