Googleは4月12日より順次、360度パノラマ写真閲覧サービス「Googleストリートビュー」で主要ターミナル駅構内の画像公開を始めた。

4月に公開された東京駅構内のストリートビュー。
Googleの新サービス「駅構内ビュー」、駅弁店探しも
Googleストリートビューは2007年に米国でサービスを開始。日本では2008年に開始され、大都市圏を中心に段階的に配信地域を拡大、2013年9月までに全都道府県をカバーした。
その後も、自動車の立ち入りが困難な商店街や店舗内のストリートビュー、インドアビューの配信も開始され、無人島、海中、富士山頂など、普段は気軽に行くことが難しい様々な場所へとアクセスすることが可能になった。
今回、駅構内ビューの配信第一弾となったのは、東京駅(JR東日本)、新宿駅(JR東日本、京王電鉄、小田急電鉄、都営地下鉄)、名古屋駅(JR東海、名古屋鉄道、近畿日本鉄道、名古屋臨海高速鉄道)、京都駅(JR東海、JR西日本、近畿日本鉄道)の4駅。

東京駅ホーム。改札も通過でき、ホームのようすを見ることも可能だ。事前に駅弁屋さんの場所をチェック…という使い方も。
このほか、JR東日本は2015年より新幹線車内のインドアビューも配信しており、今後も主要ターミナルを中心に配信駅を拡大。都営地下鉄を運行する東京都交通局も、新宿駅(新宿西口駅、都庁前駅含む)を皮切りに、近く配信駅を50駅にまで拡大するとしている。

新宿駅。他社間での乗り換えも体験可能。
こうした駅構内ビューの配信が開始された背景には、東京オリンピック・パラリンピックを控え、増加する訪日外国人観光客に対して各鉄道会社が利便性向上を図りたいという思惑も大きいという。
各社各路線が入り組む大都市のターミナル駅は、再開発による駅ビル拡張などもあり巨大化・複雑化しており、今や「巨大迷宮」「地下ダンジョン」と揶揄されることさえもある。今回の駅構内ビュー配信によって、日本国内のみならず、あらゆる地域からの鉄道利用客に対しての利便性が向上することは間違いない。
なお、こうした大きな駅では頻繁に改良工事が行われることが多いが、駅構内ビューは駅改良のたびに更新される訳ではないため、工事中の駅においては注意が必要だ。
外部リンク:Google ストリートビュー – 絶景や世界の名所を見て回ろう
外部リンク:Google マップ・ストリートビューで公開する施設(大学・テーマパーク・公園など)大募集!(GoogleJapan)
外部リンク:日本の世界遺産が初めて登場。ストリートビューが、さらにエリア拡大しました。(GoogleJapan)
外部リンク:Google Japan Blog: ストリートビュー で東京駅など、主要ターミナル駅構内を公開(GoogleJapan)
外部リンク:ストリートビューでの駅構内画像公開について(JR東日本)
外部リンク:都営地下鉄駅構内がGoogleストリートビューで閲覧可能に|東京都(東京都交通局)
パルム1(ジャスコ三条昭栄店)跡地に第四銀行、4月17日開店-商機能もうけられず
新潟県三条市中心部のショッピングセンター「パルム1」の跡地に「第四銀行三条支店・三条東支店」が4月17日に開業した。

パルム跡に開業した第四銀行(公式サイトより)。
パルム跡、第四銀行に-商機能もうけられず
ショッピングセンター「パルム」は1988年3月開店。
ジャスコを核とした「パルム1」、高層住宅を核とした「パルム2」、立体駐車場を核とした「パルム3」の3館体制であったが、2000年1月にパルム1の核店舗「ジャスコ三条昭栄店」が撤退。その後、核店舗としてパワーズフジミ(2013年破産)が出店したが、パワーズフジミも2005年5月に閉店、続いてマルイが出店したものの、2010年6月に閉店。同年に建物は解体され、第四銀行に売却される方針であったが一部地権者の反対により更地の状態が続いていた。

パルム1(三条市長の公式ブログより、画質補正)
なお、近隣には郊外型ショッピングセンターの「イオン三条店」(旧ジャスコ三条店)があるが、こちらは1982年の開店であり、パルムよりも古いことになる。

イオン三条店(三条市ウェブサイトより)。
パルム跡に出店した第四銀行の建物は鉄骨2階建てで、第四銀行三条支店、三条東支店の両店舗が移転。店舗統合は行わず、2店が同地で営業をおこなう。
そのほか、館内には「第四銀行県央ローンセンター」「第四証券三条支店」なども入居する。
パルム周辺は、中心市街地ながらコンビニエンスストアなどがない状態となっている。
長年懸案だった跡地活用が完了した一方で、パルム1跡には新たな商機能の併設は行われず、残念に思う住民も多いと思われる。
今後は、パルム2下層階(商業ゾーン)の活性化などにより、中心部の利便性向上を図っていく必要があろう。
外部リンク:三条支店、三条東支店および県央ローンセンターの移転オープン日について(第四銀行)
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南海難波駅、高島屋・マルイ間に”駅前広場”、2019年開設
大阪市などは、大阪ミナミの玄関口である南海難波駅前の「高島屋大阪店」(本店)と「なんばマルイ」の間の道路の一部を広場化する方針を固めた。

広場化される地点(写真中央奥)。
髙島屋前に「憩いの広場」
広場は髙島屋と丸井前の現在は道路、タクシー乗り場となっている場所(南海通り入口前)に設置される。
広さは約2,000㎡で、広場内には観光案内所を設置するほか、椅子を設置。カフェなども誘致して「のんびり過ごせる場所」にするという。
今後、2018年度中に工事を開始。2019年中の完成を目指す。
2016年には社会実験「なんば広場改造計画」を実施
この駅前広場の設置は以前より地元商店街などの要望により検討されてきたもので、 これに先駆けて、南海難波駅前では2016年11月から13日までの3日間、「なんばひろば改造計画」と題した広場設置の社会実験を実施。道路の一部やタクシー乗り場を閉鎖し、日替わりイベントスペースやカフェ、体感型観光案内所を開設した。

2016年11月に開催された「なんばひろば」。
社会実験中の「観光案内プログラム」では、なんば体験型観光案内所、浮世絵彫りや食品サンプル制作体験といった大阪の文化を体感できたほか、南海電鉄のグッズ販売、伊藤園やコカ・コーラなど、協賛企業によるイベントもおこなわれた。
南海は関空戦士ラピートルジャー、ラピートくんでアピール。
社会実験が実施された3日間では8万7000人を集客することに成功。
その一方で大きな交通混雑も起きず、地元商店街からも好評であったために広場の常設化に踏み切ることを決めたという。
常設化される広場は社会実験時よりも広いものとなる。また、マルイ側から南向きに一方通行の道路は残されるという。

完成予想図(「なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会」より)。
1-のコピー.png)
広場化が予想されるエリア(都商研推定)。
外部リンク:なんばひろば改造計画
外部リンク:国際集客都市・大阪のおもてなし玄関口をめざして なんば駅周辺道路空間の再編に向けた社会実験『なんばひろば改造計画』
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