新宿駅西口の「京王新宿高速バスターミナル」の運用が5月8日に完全終了し、長年の歴史に終止符が打たれた。
京王新宿高速バスターミナル。
半世紀近くに亘って新宿最大のバスターミナルだった
京王新宿高速バスターミナルは1971年4月に開業。
開業当初の新宿駅西口はまだ開発途上であり、新宿西口初の高層ビル「京王プラザホテル」も開業する前であった(1971年6月開業)。
現在の新宿高速バスターミナルは新宿駅西口のヨドバシカメラ前に立地し、その運行範囲は東は青森(津軽号)、西は福岡(はかた号)までと幅広かった。
発着するはかた号。
45年間に亘って新宿最大のバスターミナルとして長年親しまれたが、4月4日の「バスタ新宿」開業に伴い、殆どのバスの運行が終了。
それ以降は、主に臨時便を中心とした一部便のみが発着していた。
4月4日に開業したバスタ新宿。
跡地は再開発を検討
京王新宿高速バスターミナルや隣接するヨドバシカメラなどは将来的に再開発を行う計画がある。
現時点では詳細な計画は決まっておらず、跡地は数年間このままの状態になる可能性もある。
外部リンク:バスタ新宿
外部リンク:開業直前!日本最大の高速バスターミナル「バスタ新宿」を完全解剖!その8つの特徴とは(HBO、都商研提供記事)
関連記事:新宿駅新南口「ミライナタワー」「ニュウマン」3月25日開業-全館オープンは4月15日
関連記事:新宿駅南口に「バスタ新宿」4月4日開業-19のバス停を集約