HKT48劇場が福岡市中央区天神の「西鉄ホール」に移転することが発表された。
西鉄ホール。(撮影:デパート通信)
利便性が大きく向上!
劇場の移転はHKT48春のライブツアー「サシコドソレイユ」東京公演において発表されたもの。
「西鉄ホール」は西鉄福岡駅と直結する「ソラリアステージ」6階にあり、客席数は最大464席。
郊外にある現在のHKT48劇場と比較して大幅に利便性が向上することになる。
ソラリアステージ(右側)。
開設から5年、ようやく「福岡の顔」に
今回の移転は、現在のHKT48劇場が入居するショッピングセンター「ホークスタウン」の閉鎖によるもの。
現在の「HKT48劇場」(運営:AKS、劇場支配人:指原莉乃)は2011年11月開館。 ホークスタウンのフットサルコート跡への進出で、数十億円とも言われる巨費を投じた48グループ最大の専用劇場として話題を呼んだ。
しかし、ホークスタウンを管理する三菱地所は、再開発のためにホークスタウンを2016年3月に閉鎖させることを発表しており、その移転先が注目されていた。
ホークスタウンモールにある現在の「HKT48劇場」。
更に、「西鉄ホール」は交通の便がいいということのみならず、地元事務所が運営するアイドルグループ「LinQ」の本拠地「天神ベストホール」(ベスト電器本店11階)や、多くのローカルアイドルが公演を行うことがある「天神VIVREホール」(福岡天神ビブレ8階)などからも徒歩3~4分の距離であり、特に遠方客のはしご参戦(公演回遊)も見込める可能性がある。
同じく天神を拠点とするLinQ(撮影可能なイベントで撮影)。
なお、西鉄ホールは他のコンサートや舞台にも併用される予定で、正式名称が「HKT48劇場」に改名されることは考えにくい。
また、従来のHKT48劇場のように毎日公演が実施できる訳ではないと考えられ、新たな本拠地として定着するのか、もしくは劇場の再移転が行われるのかなども未知数だ。
西鉄ホールでの公演開始は4月28日を予定している。
また「博多」じゃない…
一方、天神は博多からは中洲を挟んで西側に位置するため、またもや「博多地区」という訳ではない。
前回のホークスタウンでの劇場開設の際にも聞かれた「全然博多やないやん」というツッコミは今後も続きそうだ。
「西鉄ホール」エントランス。
外部リンク: HKT48公式サイト
外部リンク:西鉄ホール