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ダイエー碑文谷店、5月5日閉店-41年の歴史に幕
目黒区碑文谷の大型総合スーパー「ダイエー碑文谷店」の賃貸契約が2016年5月で打ち切られることが分かった。
ダイエー碑文谷店としては、5月ごろに営業を終了するものと思われる。
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ダイエー碑文谷店。
当初は全館ボウリング場となる予定だった
ダイエー碑文谷店は1975年4月に開店。
当初は全館がトーヨーボウルとなる予定だったが、ボウリングブームの終焉により、ダイエーが賃借することとなった。
その後、長期に亘ってダイエーの東京地区での旗艦店として営業を行ってきた。1998年には隣接して別館も開店している。
本館は8階建、別館は3階建で、売場面積は約15,000㎡、延床面積は約27,000㎡。館内にはスターバックスコーヒー、ABCマート、サーティーワンアイスクリーム、不二家など数多くのテナントが入居する。
ボウリング場となる予定で建設された名残として、入口に「横井産業」(横井英樹氏の会社)の名前が入った看板が設置されているが、現在は投資ファンドの「ユナイテッド・アーバン投資法人」が建物を保有している。
向かいには別館もある。
大規模改修を行うため5月より長期休館
当初ダイエー碑文谷店は、ダイエーのイオングループ入りに伴い、2016年2月末でダイエーとしての営業を修了、3月より「イオンショッピングセンター」としての営業を行うと発表されていた。
しかし、ダイエーの賃貸契約が5月末まで延長されたことにより、5月ごろまでダイエー碑文谷店として営業を行う見込みとなった。
高層階からは都心が一望できる。
東京都心に近い高層スーパーは珍しい。
建物を保有する「ユナイテッド・アーバン投資法人」の発表によると、ダイエー碑文谷店の閉店後は、建物の耐震補強など大規模な改修工事を行う予定。
工事は約半年間と長期に亘り、ビルの内外装なども現在とは大きく変わる可能性がある。
特徴的な外装も見納めか。
2016年末ごろ「イオンスタイルストア」を核とした新SCに?
ダイエー碑文谷店では、既にヤマダ電機など一部のテナントの退店が開始されている。
大規模改修後のダイエー碑文谷店跡のビルは、2016年11月からイオンリテールが新たに賃貸契約を結ぶことになっており、内外装を一新した上で2016年12月ごろから「イオンスタイルストア碑文谷店」を核とした新たなショッピングセンターとして営業を行うものと思われる。
なお、イオンリテールの賃貸契約期間は2036年までとなっている。
新しい記事はこちら:ダイエー碑文谷店、5月5日閉店-閉店セール始まる
外部リンク:ダイエー碑文谷店(閉鎖)
外部リンク:ダイエー碑文谷店のチラシはこちら
外部リンク:テナントの異動(予定)に関するお知らせ(ダイエー碑文谷) (ユナイテッド・アーバン投資法人)
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