北海道札幌市中央区のすすきの・狸小路商店街にあるディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館(旧・ドン・キホーテ狸小路店)」が、2020年4月19日に閉店する。
MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館。
すすきの・狸小路のドンキ北館、僅か2年で閉店
MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館は、札幌市電狸小路電停近くにある「平成観光ビル」地下1階〜地上4階の大手パチンコ店跡に「ドン・キホーテ狸小路店」として2018年1月に開店。24時間営業で、売場面積は1,807㎡だった。建物の西隣には、ドンキ傘下の商業施設「札幌ナナイロ」(核店舗はパチンコ店)が営業している。
狸小路店は観光客が多い立地を生かしてお土産品売場を開設していたほか、多言語対応の免税カウンターを設置、中国の決済インフラ「アリペイ」、「WeChatPay」などのスマホ決済サービスにも対応していた。
その後、2019年2月に、近隣にある「アルシュビル」(PPIH(ドンキ)傘下会社が所有)の大手パチンコ店跡に「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」が開業したことに合わせ、狸小路店は「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路北館」にリニューアルした。
リニューアルに伴い、インポートコーナーを拡充。外国人観光客対応型店舗として賑わいを見せていた。
MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年からはすすきの・狸小路を訪れる観光客は大幅に減っており、閉店に至ったものと思われる。
「MEGAドン・キホーテ札幌狸小路本店」と、パチンコ店を核とするドンキ系列の商業ビル「札幌ナナイロ」については、今後も営業を継続する。
ドンキ系列の商業ビル・札幌ナナイロ。
北館の店舗跡地の活用方法などは、4月時点で発表されていない。
狸小路にあるドンキ系3館の位置関係。
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