マルショク豊前店、2021年1月31日閉店-JR宇島駅前の核店舗、62年の歴史に幕

福岡県豊前市のJR宇島駅近くにあるサンリブ(本社:福岡県北九州市)の総合スーパー「マルショク豊前店」が2021年1月31日をもって閉店した。

マルショク豊前店。

宇島駅前のマルショク、62年の歴史に幕

マルショク豊前店は1958年8月に開店。建物は地上3階、営業フロアは1~2階、売場面積は2,500㎡。
閉店時点では直営総合スーパーを核に、惣菜店「東洋食品」、ジャスト大分の100円均一コーナー、「みちや薬局」といった専門店が出店。徒歩圏にあった寿屋キッド豊前店が2002年に閉店したのちは、宇島駅前唯一の大型スーパーとして親しまれていた。

マルショク行橋店。

マルショク豊前店は過去に建替え・移転を実施しているものの、マルショクの現役店舗としては流川通り店(旧・流川店、建替え済み)や行橋店(建替え済み)に匹敵する“老舗”だった。
なお、サンリブグループのうち、マルショク豊前店を含む行橋市・京都郡(一部)の店舗は、グループ会社の「マルショク」(本社:大分市/旧・中津丸食)が運営しているため、2014年冬までサンリブの自社カード(くらしらくカード、masacaなど)が利用できないなど近隣のサンリブ運営店舗とサービスが異なっていたが、サンリブ・マルショクが2017年に経営統合されたため、ようやく県内他店と同一運営となっている。
サンリブは旧マルショク運営店舗の整理を進めており、マルショク行橋店についても近く閉店する方針を示している。

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