レンブラントHD、ドムドムハンバーガー再建案を発表-今後は新規出店も

ダイエー子会社で飲食店を経営する「オレンジフードコート」(江東区)が運営する日本初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」事業の取得を明らかにしている不動産・ホテル運営「レンブラントHD」は、5月19日に今後のドムドム事業の方針を発表した。

ドムドムハンバーガー城野店。

レンブラント、ドムドムなど28店舗を継承

レンブラントHDは厚木市に本社を置き、全国でホテルなどを運営する不動産関連会社。

旗艦店・レンブラントホテル大分(GoogleMapより)。

オレンジフードコートからレンブラントが取得する店舗は、主力業態である「ドムドムハンバーガー」(22店舗)、ドムドムの健康志向新業態「ディーンズバーガー」(2店舗)、クレープ専門店「ディッパーダン」(2店舗)、「ドムドム・ディッパーダン併設店舗」(2店舗)の計28店舗。
これらの店舗では従来通り、ハンバーガーやドムドムクレープの提供が行われる。
レンブラントは4月27日に、新生銀行グループの投資会社、オレンジフードコートと共同で新会社「ドムドムフードサービス」を設立しており、7月1日から新体制での事業開始を目指す。

ニュースリリースより。

今後は新規出店も

レンブラントHDは事業開始から2ヶ月後となる9月以降に、ドムドム店舗のメニュー構成変更やサイドメニューの充実、使用食材や商品提供時間の改善、既存店舗の改装、人気メニューの復活など大幅なテコ入れを図り、2021年までに「19店舗の新規出店」も予定、ロゴの刷新も検討しているという。
今後、 オレンジフードコートはクレープチェーン「ディッパーダン」とダイエー店舗内フードコートの運営に専念することになり、閉鎖されるドムドムの一部店舗についてはディッパーダンなどに改装して運営することもありうるという。

外部リンク:事業譲受に関するお知らせ(レンブラントHD)
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