東京都渋谷区表参道のショッピングセンター「表参道ヒルズ」が、2016年春に開業10周年を機に大規模なリニューアルを行うことになった。
開業10周年、5割近い店舗がリニューアル
表参道ヒルズは森ビル(港区)が運営する複合商業施設で、2006年2月に開業。 関東大震災の復興住宅である「同潤会青山アパートメント」跡の再開発によるもので、一部は同潤会アパートの建物を復元している。
建築家の安藤忠雄氏による、表参道の傾斜を活かした独特な設計も話題となった。
表参道ヒルズ。
手前は旧「同潤会青山アパートメント」を復元した同潤館。
今回の改装は過去最大の規模となり、全体の5割弱の店舗をリニューアル。そのうち新店が33店舗、リニューアルが8店舗で、出店する多くの店舗が日本や東京の旗艦店となる。
レストラン街でも店舗の入れ替えが行われるほか、新たな業態としてブックカフェもオープン。ファッションをテーマにしたイベントや写真展の開催も増やす。
また、多言語対応タッチパネルや、全館Wi-Fiも整備されるほか、ファザードの照明やエントランスも刷新する。
最大のリニューアルは3月18日
リニューアルは3月18日に行われる過去最大のもの(23店舗)を中心に、2月11日から4月22日にかけて順次行われる予定となっている。
リニューアルされる予定のファザードとエントランス。
表参道ヒルズ
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
営業時間:11:00~21:00
レストラン街は23:30まで
(日曜日は各1時間短縮)
外部リンク:表参道ヒルズ10 周年 3 月18 日 過去最大のリニューアル(森ビル・表参道ヒルズ、PDF)
外部リンク:表参道ヒルズ