愛知県知多郡武豊町の名鉄知多武豊駅前に、総合ディスカウントストア「MEGAドン・キホーテUNY武豊店」が2019年9月24日午前8時に開店する。
MEGAドン・キホーテUNY武豊店。
知多武豊駅前のピアゴ、生鮮取扱いのMEGAドンキに
MEGAドン・キホーテUNY武豊店の前身となる「ユニー武豊店」は1973年12月に開店。現店舗は1995年10月に開店した。ユニーグループの店舗ブランド再編に伴い、建て替え前の2009年2月に店舗名を「ピアゴ武豊店」に改称したが、ドンキへの業態転換のため2019年6月30日をもって一時閉店、一部専門店のみが営業を継続していた。
MEGAドン・キホーテUNY武豊店の建物は地上3階建、営業フロアは1~2階、店舗面積は7,207㎡、直営売場面積は5,100㎡。ユニーの100%子会社として設立された「UDリテール」が運営する。ドンキとしては愛知県内28店舗目で、ユニー・ドンキ双方のブランドを冠したダブルネーム店舗としては愛知県内9店舗目となる。
ピアゴ時代と同様に生鮮食品売場をフルラインで展開するほか、近隣に「大型総合スーパーが少なくディスカウント店もほぼ無い」ことを理由に、機能性アウターウェアや家電、スマホパーツ売場を新設する。
また、東海地方地盤の眼鏡店「キクチメガネ」や100円ショップ「Seria」、ラーメン・甘味処「スガキヤ」、名古屋きしめん専門店「ホテーフーヅ」、ゲームセンター「パルス」、新美南吉が通った老舗書店「同盟書林」など12店舗が引続き出店する。
知多武豊に「ディスカウントストア復活」
知多武豊駅前には以前よりユニーに隣接して「武豊ショッピングセンターTAK21」が営業しているが、TAK21は2008年まで東海地盤の食品スーパー「ハローフーヅ」(現・コノミヤ)と系列のディスカウント「ビッグワン」により構成される商業施設であった。
ビッグワンは2008年10月にドン・キホーテの完全子会社となるが、ビッグワン武豊店はドンキに引継がれず閉店、店舗跡には東海市地盤のディスカウント「マックスワールド」が居抜き出店するもの2014年をもって閉店していた。
マックスワールドの撤退後、知多武豊駅周辺からはディスカウント業態の店舗が消滅しており、ピアゴのドンキ化を機に約5年ぶりにディスカウント業態の店舗が復活を果たすこととなった。
MEGAドン・キホーテUNY武豊店
住所:愛知県知多郡武豊町字西田崎19番地の1
営業時間:8時~23時55分
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY太田川店、2019年7月30日開店-ラスパ太田川の核、ピアゴ跡に
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY勝幡店、2019年7月16日開店-ピアゴ跡に
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY一宮大和店、2019年5月28日開店-ピアゴ大和店跡に
関連記事:MEGAドン・キホーテUNY気噴店、2019年4月30日開店-ピアゴ跡に
関連記事:ドン・キホーテHD、社名を「パン・パシフィック・インターナショナルHD」に-2019年から
関連記事:ドン・キホーテHD、ユニーを完全子会社化-ファミマが売却、進むユニーの「ドンキ転換」