浦安魚市場、2019年3月31日閉鎖-「漁師町」の面影消える

千葉県浦安市の東京メトロ浦安駅近くにある「浦安魚市場」が2019年3月31日に閉場する。
魚市場は浦安市においてかつて漁師町であった時代の面影を残す数少ない施設であった。 
浦安魚市場。

かつての面影残す魚市場、66年の歴史に幕-売却へ

浦安魚市場は1953年に開設。当時の浦安は漁師町であり、館内には昔の写真も飾られている。
現在の建物は1971年に建設されたもので、浦安魚市場協同組合が管理する。大店法上の売場面積は2,283㎡。上層階は賃貸住宅となっていた。東京メトロ浦安駅近くにあることから、同社のテレビCMやリーフレットにも登場したことがある。

館内に掲げられる昔の浦安のようす。

閉鎖は2018年10月に決められたもの。すでに退去が進んでおり、現在の建物は売却される方針だという。
浦安駅が近いため、近い将来の再開発が予想される。

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