ドン・キホーテ八女店、10月27日開店-旧ベスト電器・グッディ跡に、「八女茶」の内装も

八女市中心部に近い国道3号線沿いに「ドン・キホーテ八女店」が10月27日に開店する。

ドン・キホーテ八女店(ニュースリリースより)。

ドンキ、旧・ベスト電器→グッディ西館跡へ出店

ドン・キホーテ八女店は八女市中心部近くの「ホームセンターグッディ八女店西館」跡に出店。グッディ西館は元々「ベスト電器八女店」として1992年5月に開店したもので、売場面積は3,257㎡。建物は地元住民が所有する。
「ベスト電器八女店」は出店当時筑後地方でも有数の規模の家電量販店であったものの、2kmほど西側の国道442号線バイパス沿いに2007年6月に開店した「ヤマダ電機テックランド八女店」(売場面積2,495㎡)に対抗すべく、2008年7月に国道バイパスを挟んでヤマダ電機のはす向かいに旧店とほぼ同規模の売場面積4,048㎡で「ベスト電器New八女店」として移転。しかし、ベスト電器はその後にヤマダ電機の傘下となったのは周知のとおりで、さらに移転時に八女市中心部でベスト電器と競合関係にあった「トライアル八女店」(家電取り扱い)も2009年7月にヤマダ電機となりの国道バイパス沿いに郊外移転したため、ベスト電器にとっては「移転失敗」だったといえよう。

ヤマダ電機向かいに移転したベスト電器。
ヤマダ電機の隣接地にはトライアルが出店している。

その後、ベスト電器八女店の旧店舗は隣接していたホームセンターグッディ八女店が同店の西館として利用していたものの、グッディにとっては売場面積が過剰であった上に東館(本館)と建物が連結している訳でもなく不便であったと思われ、閉館していた。
グッディ八女店は現在、自社所有の東館のみ(売場面積2,972㎡)で営業をおこなっている。

八女茶で「地域密着」かかげるも「広域集客狙える立地」

ドン・キホーテは八女店を「地域密着型店舗」としており、店内には八女茶をモチーフにした装飾もなされるという。
その一方で、ドン・キホーテは筑後地方には久留米店しか存在しておらず、八女店は福岡県最南端の店舗となる上に国道3号線と国道442号線の交差点にも近いため、大川市や山鹿市などからの広域集客も見込めるであろう。

外部リンク:2017年10月27日(金)オープン『ドン・キホーテ八女店』~アミューズメントメント性と利便性を両立した“地域密着型店舗”~
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