「ユニー・ファミリーマートホールディングス」(豊島区)と「ドンキホーテホールディングス」(目黒区)は、8月24日に資本・業務提携することを発表した。
ユニーの店舗(レイクウォーク岡谷)。
ドンキ、ユニー株式の40%を取得
ユニーファミマHDとドンキHDの両社は、6月に業務提携の検討開始を発表していた。
今回の業務資本提携により、11月を目途にドンキホーテHDがユニー・ファミリーマートホールディングスの100%子会社である総合スーパー「ユニー」(愛知県稲沢市)株式の40%を取得する。株式の譲渡額は非公表。
総合スーパー業態の「MEGAドンキ渋谷本店」。
「ユニー」活性化に「ドンキのノウハウ」生かす-共同店舗も
今後は、「アピタ」「ピアゴ」の一部店舗(まず6店舗前後)をユニー運営のままドン・キホーテとのダブルネーム店舗に改装。ユニーグループの総合スーパーの閉鎖予定店舗の一部もドン・キホーテに転換する。
ユニーファミマとドンキは、かつて買収した総合スーパー「サンバード長崎屋」を経営再建させたドンキホーテのノウハウを活用することで、経営不振となっているユニーの総合スーパー事業(アピタ、ピアゴ)を立て直したい考えだという。
ドンキは長崎屋の多くの店舗を「メガドンキ」に転換・再生させた。
さらに、商品の共同開発や共同仕入れ、販売データの総合活用などをおこない、仕入れや物流の合理化なども進めるほか、ドン・キホーテ大型店(約50店舗)へのファミリーマート(コンビニ)出店や、電子マネーの共通化も検討するとしている。
外部リンク:ユニー・ファミリーマートホールディングスドンキホーテホールディングスとの資本 ・業務提携に関する基本合意書の締結について
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