銀座4丁目交差点に新たなシンボルが生まれる。
2016年9月24日の開業を目指して建設中の複合商業施設「銀座プレイス」が、6月15日に竣工を迎えた。
銀座プレイス。
銀座の新たなシンボルに
「銀座プレイス」はサッポロビール子会社の「サッポロ不動産開発」と呉服店「つゞれ屋」が「銀座ライオンビル」跡地に建設中の複合商業ビル。
キャッチフレーズは「明日の銀座を創るランドマーク」で、建物は地上12階、地下2階建て、延床面積約7,400㎡、高さ56メートル。
三越や和光がある銀座四丁目交差点に立地し、その外観は建築家ユニット・クライン・ダイサム・アーキテクツによる「透かし彫り」をモチーフとした個性的なものとなっている。
銀座四丁目交差点に立地する。
エントランス。6月15日には竣工式典が挙行された。
「銀座ライオン」も復活-館内の詳細
11階、7階、地下1階、地下2階は飲食店街。
11階には神戸牛を使った鉄板焼きレストラン「神戸プレジール銀座」が、7階にはパリのフランス料理店総料理長が監修するフランス料理店「Thierry Marx/GRAND BISTRO MARX」が、地下1階と地下2階には、1911年に開業し永年親しまれているビアホール「サッポロ銀座ライオン」が出店する。地下1階は喫茶、ランチ営業も行う。
銀座ライオン店内(公式サイトより)。
10階は貴金属店「SGC」。貴金属の買い取りも行う。
6階、5階、4階には「ソニーストア銀座」が出店。
この店舗は、銀座ソニービルの建て替えに伴う出店であり、将来的には現在の店舗がある数寄屋橋に再移転するものと考えられる。
ソニーストア店内(公式サイトより)。
3階は、イベントスペース「銀座プレイス」。
サッポロ不動産が管理を行い、銀座を象徴するような様々なイベントが開催される予定だという。
イベントスペースの様子(公式サイトより)。
1階、2階はショップゾーン。
以前よりこの地にあった「日産ショールーム」、「つゞれ屋呉服店」が装いを新たに出店するほか、飲食店なども入居する。
地階は8月3日より営業
銀座プレイスのグランドオープンは9月24日の予定。
なお、ビアレストラン「銀座ライオン」は8月3日より営業を開始する予定となっている。銀座の新スポットを一足早く味わいたい人は、足を運んでみてはどうだろうか。
外部リンク:銀座プレイス
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