佐賀県唐津市のJR唐津駅前にある中心商店街「呉服町商店街」で、2015年夏より進められてきたアーケードの撤去工事が完了した。
唐津呉服町商店街。アーケード撤去前。
アーケード設置から約50年、老朽化進む
唐津市呉服町商店街は、JR唐津駅前から市役所やバスセンターのある大手口までを南北に結ぶ約170メートルの商店街で、江戸時代より唐津城下町の中心商業地となっていた地区。
現在のアーケードは1964年に設置されたものを改修して使っており、老朽化が進行。近年は雨漏りなども目立っていた。
店舗数は約30店舗弱。
入口には唐津くんちの意匠が取り付けられていた。
アーケード撤去後は、街路の再整備や新たな店舗の誘致なども進められる予定。
なお、JR唐津駅前の呉服町入口から東に延びる京町商店街のアーケードは存続する。
京町商店街との交差点。JR唐津駅近く。
唐津市でも商店街の老朽化は深刻化しており、京町商店街では今夏に老朽化した水道管の破損による出水事故が起きている。
外部リンク:からつ呉服町商店街