平和堂米原店、当面存続へ-2018年2月閉店予定、地元の署名で

2018年2月に閉店予定だったJR米原駅前の総合スーパー「平和堂米原店」が当面のあいだ存続することとなった
平和堂米原店。

旧・米原町で唯一のスーパーだった

平和堂米原店は1986年10月に開業。
米原駅西口への出店で、隣接地には駅弁で有名な「井筒屋」がある。
売場は1階から3階、売場面積は6,911㎡。建物は平和堂が所有している。
新幹線駅前ということもあり、銘店売場「湖国銘産品」が設置されているほか、中古書籍売場、絵画売場などがあるのが特徴。テナントとしては塾やゲームセンターが出店している。
かつてはダイソー、マクドナルドなども出店していたがテナントの撤退が進みつつあり、店舗にあった時計台も撤去されている。

1階の休憩所に併設されたゲームコーナー。

地元の要望うけて縮小存続へ

中日新聞によると、閉店は契約満了や売上の減少が理由だったというが、地元の署名や米原市長からの要請を受けて当面の存続を決めたとのこと。同店は旧・米原町で唯一のスーパーマーケットだった。
今後は2月に店舗の改装をおこない、1階に他フロアの売場の一部を統合。2階、3階の売場やテナントは閉鎖となる予定。
今後、当面は食品を中心としたスーパーマーケットとして営業を継続することになる。

名物だった古書売場も閉店するとみられる。

外部リンク:株式会社 平和堂-「地域社会へ尽くす」企業を目指します-
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