茨城県土浦市の土浦市役所が土浦駅西口の商業施設「ウララ」に移転し、2015年9月24日に開庁した。

ウララ。隣の高層ビルはソリッドタワー。
「旧・イトーヨーカドー土浦店」を再活用
ウララは1997年10月に「イトーヨーカドー土浦店」を核として開業した商業ビル。当初の売場面積は17,500㎡。
イトーヨーカドーは2009年のイオンモール土浦の開業、つくばエクスプレス開業による土浦駅の利用客減などによる売上の減少を理由に、2013年2月に閉店。その後、土浦市役所を核とする全面リニューアル工事が行われてきた。
商業施設の面影を残す館内
リニューアル後のウララには本館1~4階とウララ2の7階に土浦市役所が、5~6階には茨城県生涯学習センターが入居するほか、地階と1階~2階の一部はスーパーマーケット「カスミ」を核とした商業施設となり、土浦市の観光情報を発信する「きらら館」なども入居する。
カスミは土浦が創業の地で、前身の霞百貨店は土浦駅から徒歩数分の場所にあったため、館内にはカスミの歴史を紹介するパネルも設置されている。

創業の地に戻ってきたカスミ。
エントランスには市役所と商業施設の看板が並ぶ。
土浦市街地は、北関東有数の歓楽街として知られ、近年はベッドタウンとしての開発も進んでいた一方で、ウララの開業と前後して百貨店の小網屋・京成(旧霞百貨店)・丸井、スーパーの西友が相次いで閉店、商業の空洞化が進んでいた。
・西武百貨店跡地(現りそな)-1-300x210.jpg)
旧丸井土浦店。パチンコ店などが入居する雑居ビルとなっている。
ウララに新規出店した商業テナント
2階
カフェ・ド・クリエ
ファーストキッチン
東部ガスLIFE STUDIO
常陽銀行
1階
福祉の店ポプラ
観光情報物産センターきらら館
大塚生花店
麺屋 亀城
九州居酒屋 九太郎
田口高広歯科インプラントセンター
しゅしゅ
蕎麦と串焼 一成
マミークリーニング
宝くじ・totoの関友
地階
フードマーケット カスミ
100円ショップ ダイソー
久月総本舗
駅前デイサービス
駅前マッサージ・鍼灸院
美容室アレスヘア
居酒屋 やまとや
外部リンク:土浦市役所 新庁舎オープン(土浦市)※PDF
そごう横浜店、開店30周年
「そごう横浜店」(横浜市西区)が2015年9月30日に開店30周年を迎えた。
30日は、地下街ポルタ前のエントランスで記念式典が催され、くす玉開きや横浜副市長・そごう横浜店店長などによる挨拶が行われた。

そごう横浜店。
「みなとみらい21」開発の目玉だった
旧「横浜そごう」はみなとみらい21地区開発の目玉の1つとして、1985年9月30日に第三セクターの「横浜新都市ビル」に開店。
オープン時のキャッチフレーズは「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」。当時は日本最大の売場面積の百貨店であった。
そごうの出店には約590億円もの巨額が投じられ、本格的な美術館や公共施設も入居する複合商業施設としても注目を集めたが、開業当初はみなとみらい21地区の開発が進んでおらず、苦戦した。

屋上には岡本太郎氏によるシンボル像もある。
西武百貨店とそごうの経営統合後は、レストラン街のリニューアルや、ロフト、無印良品、山野楽器などの専門店を導入することにより、顧客の拡大に成功。1996年の隣接地への丸井出店も顧客層拡大の後押しとなった。
現在の売場面積は83,654㎡、2014年度は約1,130億円の売上があり、ここ数年伸び続けている。
なお、建物は現在も第三セクター「横浜新都市センター」の所有であり、そごうは年間約70億円の家賃を払う形で入居している。
「横浜らしい」店づくりへ
開店30周年の今年、そごう横浜店では同店のテーマである「変化への対応」を強化しており、4階には横浜の発展に大きく寄与した高級シルク製品を中心に扱う「リミテッドエディション・エリアモード」を設けたほか、地元企業と連携した独自ブランド「ヨコハマグランド」を立ち上げるなど、横浜市民に愛される百貨店として、今後も地域に密着した店づくりを進めていく方針を打ち出している。
(担当記者:W)
外部リンク:そごう横浜店
アメ横の商店街主導型アイドル劇場が閉館-JR工事の影響で
東京都台東区のアメ横センタービル5階のアイドル公演劇場「上野アメ横アイドル劇場」が、アメ横に隣接するJR線の耐震工事に伴い倉庫として使用されるため2015年9月末で閉館した。

アメ横アイドル劇場が入居していたアメ横センタービル。
「あまちゃん」ロケ地の看板も見える。
商店街主導のアイドル劇場だった
「アメ横アイドル劇場」は、アメ横が2013年のNHKドラマ「あまちゃん」の舞台の1つになったことを受け、2014年にアメ横商店街連合会が中心となり「アメ横センタービル」5階のスポーツ用品店跡に開設したもの。
アメ横の活性化と集客強化を目的としており、入場料で収益を上げることを掲げ、劇場の貸出料金は無料。商店会主導の劇場として注目を浴びており、2014年からはアメ横商店会主導のアイドルグループもデビューしていた。
人気の劇場で集客力もあったことから、アメ横商店街ではアイドル劇場の再開も検討しているというが、再開時期などは未定となっている。
(担当記者:W)
外部リンク:アメ横アイドル劇場(休止中)
西新プラリバ解体、2016年秋以降に延期-地下鉄駅エレベータ工事のため
2015年7月末に閉館した福岡県福岡市早良区の商業施設「西新エルモール プラリバ」の解体工事が2016年秋以降にずれ込むことが分かった。
西新駅エレベータ設置工事のため、解体は来年に
福岡市営地下鉄西新駅がエレベータをプラリバと共用しており、新たなエレベータの設置には1年以上がかかるため当面旧プラリバビルは解体できないという。
プラリバは西新岩田屋として1981年開業。1983年の地下鉄空港線の延伸開業に伴い西新駅とも直結されたが、この時西新駅には新たなエレベータが設置されなかった。2003年の岩田屋撤退後からは、東京建物が運営する商業施設「プラリバ」となり、建物を所有する東京建物が再開発を行うため2015年7月末に閉館していた。

営業時のプラリバ。地下鉄入口の表記も見える。
再開発後は高さ100メートルを超える大型ビルが建設される予定だが、エレベータ工事の影響で、再開発の完成は大幅に遅れることになる。


