神奈川県小田原市の都市型ショッピングセンター「EPO」の核店舗「西友小田原EPO店」、「無印良品小田原EPO店」が3月31日をもって閉店する。
小田原EPO。
ロピアに続く核店舗喪失
小田原EPOは赤羽、木更津に次ぐ西友直営のファッションビル業態3号店として、1993年4月に小田原駅から徒歩5分ほどのダイヤ街商店街に開業した。地上5階地下1階建で、店舗面積は10,206㎡。
現在は総合衣料専門店「パレット」、靴専門店「ABCマート」、手芸用品店「ユザワヤ」、100円ショップ「キャンドゥ」などのテナントが入居し、小田原駅前を代表する大型商業施設となっている。
無印良品 西友小田原EPO店。
西友は大規模な不採算店舗の閉鎖を進めており、EPOからの直営売場撤退もその一環とみられる。
なお、赤羽、木更津、小手指など店舗運営から全面撤退した他地域のEPOとは異なり、多くの専門店は4月以降も営業を継続する方針。
撤退相次ぐ小田原駅前の大型店
小田原駅前では、1998年に西武志澤店が、2002年に丸井小田原店が、2013年には箱根登山ベルジュが閉店。更に、EPOに隣接する商業施設「小田原アプリ」(旧・小田原ビブレ)地階の「ロピア・ユータカラヤ小田原店」も2016年1月末での閉店を予定しており、大型店の撤退が相次いでいる。
現時点では西友、ロピアともに新たな食品スーパー進出は発表されていない。
追記:アプリは8月に全館閉館することを発表。
外部リンク:西友小田原EPO
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