オギノ湯村ショッピングセンター、2018年夏閉店-旧・山交ダイエー、老朽化で

甲府市湯村温泉の大型ショッピングセンター「オギノ湯村ショッピングセンター」(山梨交通湯村ショッピングセンター)が2018年夏までに閉店する。

オギノ湯村ショッピングセンター。

旧・ダイエー、甲府盆地北部を代表するショッピングセンター

オギノ湯村ショッピングセンター(山梨交通湯村ショッピングセンター)は1990年11月に山梨交通がFC運営する「山梨交通ダイエー湯村ショッピングセンター」として開店。
山梨交通の営業所跡に建設された建物であり、建物は現在も山梨交通が所有する。売場面積は10,588㎡。
ダイエーは経営難のため2003年9月に閉店し、2003年11月より核店舗として地場大手スーパー「オギノ」(甲府市)が出店している。

湯村SCのエントランス。

テナントとしては、ココカラファイン、セリア、カーブスなどが出店。
かつてはツルハドラッグ、ベスト電器なども出店していた。

オギノ、老朽化を理由に契約更新せず-跡地は未定

閉店を報じた山梨日日新聞によると、建物が築27年を経過し老朽化しており、オギノは改修費用がかかるとして2018年9月の契約満了を以て契約を更新しないことを発表したという。
湯村温泉周辺のみならず、甲府盆地北部には総合スーパーが少ないため、閉店が地域に与える影響は大きいと思われる一方、11月中にはイオンモール甲府昭和が増床予定で、広域圏での競争激化が予想されていた。
10月時点で跡地利用は決まっておらず、改修して後継テナントを誘致するか、解体となるかも未定だという。

外部リンク:湯村ショッピングセンター
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