イオンモール堺鉄砲町、2016年3月19日開業-旧ダイセル工場も一部活用

大阪府堺市の七道駅前に「イオンモール堺鉄砲町」が2016年3月19日にグランドオープンした。
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七道駅前に立地するイオンモール堺鉄砲町。

南海本線から直結

イオンモール堺鉄砲町は旧ダイセル堺工場跡地に出店。
南海本線七道駅からはペデストリアンデッキを通じて直結しており、南海高野線堺東駅、地下鉄住之江公園駅からもバスが1時間2~3本ほど運行されている。
イオンモールとしては大阪府内11店舗目。

近畿初、イオン初出店も多数


イオンスタイルも堺市初出店

イオンモール堺鉄砲町の総賃貸面積は約56,000㎡。
コンセプトは「にぎわいカジュアルモール」で、テナント全160店舗のうち14店舗が近畿初出店、9店舗が大阪初出店。
古本・古書の販売を得意とする地場有力書店「天牛堺書店」、新潟に本部を置くアークランドサカモトの大型画材専門店「アークオアシス」はイオン初出店。

天牛堺書店は大阪南部で根強い支持がある

飲食テナントとしては、焼肉食べ放題で有名なワンカルビの新業態「ステーキ・ハンバーグと国産野菜サラダ・ワンカルGRILL」や、本場仙台の味を提供する京都治元運営の「仙台牛たん 森商店」、全国ご当地ちゃんぽん連絡協議会公認の「ご当地ちゃんぽん研究所」、「カプリチョーザ ピッツァ&ビュッフェ」が大阪府内初出店となっている。

本場仙台の味を提供する牛たん専門店

そのほかにもファストファッションブランド「H&M」、「OLD NAVY」、「ユニクロ」、アミューズメント施設「ソユーゲームフィールド」などのテナントが出店する。

本場仙台の味を提供する牛たん専門店

イオングループからは、雑貨専門店「R.O.U」や大型スポーツ用品店「スポーツオーソリティ」、旧マイカル系の並行輸入ブランドショップ「ニミウス」が出店する。

歴史的建造物の赤レンガ建築はイタリアンレストランに

イオンモール堺鉄砲町は建物コンセプトを「『SHIFT!』~『流れ』を変換する場所へ~」。
敷地内の歴史的建造物「旧ダイセル堺工場・赤レンガ建築(設計:茂庄五郎)」を活かした空間づくりを目指している。

赤レンガ広場

これまでも三重県四日市市の旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(国登録有形文化財)がイオンモール四日市北のモール施設に転用された事例があり、旧ダイセル堺工場の赤レンガ建築も一部が改修、カプリチョーザが入居する「赤レンガ館」として保存されることとなった。
本館と赤レンガ館を挟む通路は「赤レンガ広場」として整備され、イベントなどが開催される。

開業当日は記念式典にゆるキャラが登場


オープニングセレモニー。

グランドオープンを迎えた3月19日は、百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録PRキャラクター「ハニワ課長&ハニワちゃん」、「ザビエコちゃん」や「堺すずめ踊り連盟」によるパフォーマンスが行われる記念式典が開催された。
3月末まで「よしもとお笑いステージ」、「ポケモンパーティー」などのイベントも予定している。

外部リンク:イオンモール堺鉄砲町公式ホームページ

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オーケー新鮮市場、マルミヤストアが2016年3月に買収-事実上の救済合併

流通グループ「リテールパートナーズ」傘下で、九州でスーパーマーケットを展開する中堅スーパー「マルミヤストア」(佐伯市)は、大分市の地場中堅スーパー「オーケー新鮮市場」(以下、新鮮市場)を買収すると発表した。
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オーケー新鮮市場の本店である新鮮市場EX高崎店。

またも経営破綻寸前だった新鮮市場、マルミヤが救済

オーケーは1978年に大分市で食品スーパーとして創業。
かつては「マイフレンドショップ・ラッキー」の愛称で知られていたが、競争激化により経営が悪化。経営再建のたびに「オーケーマート」、「新鮮市場」と屋号を変えて営業していた。
2000年代に入ってからは小型店の閉鎖と積極的な新規出店を実施、岐阜県のスーパー「バロー」のプライベートブランドを導入するなど店舗改革を行ってきたが、近年はドラッグストアなどとの競争により赤字が続いており、マルミヤによる事実上の救済合併とみられる。買収額は20億円。
2015年2月期時点の新鮮市場の営業店舗は24店舗、年商130億5500万円、純利益マイナス2億3000万円。

西日本有数のチェーンに成長する「リテールパートナーズ」

マルミヤストアは1972年に佐伯市で創業。
創業地がすぐ近くの「寿屋」「ジョイフル」に触発される形で1980年代から大規模なチェーン展開を開始、2016年3月現在で九州全土に「マルミヤストア」41店舗、子会社のディスカウントストア「アタックス」22店舗などを展開している。
2015年には山口県の総合スーパー「丸久」(防府市)と共同持株会社「リテールパートナーズ」を設立、その傘下となっていた。
今回の買収に伴い、リテールパートナーズ傘下のスーパーマーケットは約1割増えて172店舗、年商は約1,300億円規模となる見込みで、リテールパートナーズは西日本有数のスーパーマーケットグループへと成長する。
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マルミヤストア別府駅店。

新鮮市場は6店舗閉鎖、当面は屋号維持

今後、新鮮市場は6店舗を閉鎖した上で、マルミヤストアが設立するマルミヤ100%出資の子会社「新鮮マーケット」が2016年6月24日より18店舗の経営を継承する。
屋号は当面「新鮮市場」のままとなる予定だが、大分合同新聞の報道によると、18店舗のうち3店舗はマルミヤストアグループのディスカウントストア「アタックス」に転換する可能性が高いとみられる。

追記:閉鎖予定店舗は以下の通り

閉鎖されるのは、高崎店、森店、西大在店、敷戸店(大分市)、中津北店、蠣瀬店(中津市)。
高崎店は本店。中津北店はショッピングセンターの核店舗。
このほか、鶴崎店(大分市)、日出店(日出町)、安岐店(国東市)、花月店(日田市)はマルミヤ系ディスカウントストア「アタックス」の運営に転換するという。

外部リンク:マルミヤストア
外部リンク:新鮮市場
関連記事:マルショク流川通り店、今秋開店-旧本店、ようやく復活

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