イオングループは、2月14日に徳島市南末広町の沖洲川北岸に建設する大型ショッピングセンター「イオンモール徳島」の起工式を行った。
イオンモール徳島(イオンモールウェブサイトより引用)。
「ジャスコリバーシティ徳島」閉店から7年、ようやく再出店
「イオンモール徳島」の建設地には、1981年から2009年までジャスコ徳島店を核としたショッピングセンター「リバーシティ徳島」が立地していた。
出店予定地図。
(Googleマップを基に作成)
2004年にジャスコ鳴門店(現:キョーエイ鳴門駅前店)が閉店してからは徳島県内唯一のジャスコとなっていたが、全館で約9,600㎡という比較的狭い売場面積と店舗の老朽化により閉店。
その後、店舗跡地にイオングループが再出店するという話がありながら、7年間に亘って更地となっていた。
シネコン併設、徳島市最大規模のショッピングセンターに
「イオンモール徳島」の計画延床面積は約76,800㎡(駐車場含む:116,600㎡)、総賃貸面積(≒売場面積+バックヤード)は約50,000㎡。
徳島県最大の商業施設「ゆめタウン徳島」(藍住町、延床面積約125,000 m²)とほぼ同規模で、徳島市で最大の商業施設「そごう徳島店・アミコ専門店街」を抜き、市内最大となる。
先述の通り、現在徳島県には総合スーパー「イオン」は出店しておらず、また「イオンモール」としても徳島県初出店となる。
ゆめタウン徳島(藍住町)。
開発コンセプトは「“ココロおどるベイフロント”~新たな街の創出徳島の文化・流行の発信拠点~」。
店舗は川沿いという立地を生かした造りになる予定で、館内には8スクリーンを備えるシネマコンプレックスも出店。建物は隣接する「スエヒロボウル」とも空中連絡通路で結ばれる。シネマコンプレックスの出店は徳島市初。徳島らしく、LEDを用いたライトアップを行う。
また、徳島市大和町の旧徳島東工業高校跡地も、イオングループが徳島県と徳島市から借り上げ、駐車場として利用する方針。
イオンモール徳島は2017年春の開業を目指している。
外部リンク: 「(仮称)イオンモール徳島」の開発計画について