大阪府門真市の京阪古川橋駅前に「イオンそよら古川橋駅前」が2023年11月1日に開業する。
イオンそよら古川橋駅前。(撮影:@Yakimeshi113_Miさん)
ダイエー跡、イオンの小商圏都市型業態「そよら」に
「そよら」はイオンの都市型店舗で、由来は「そら、寄って、楽しんでって!」。
イオンそよら古川橋駅前が出店するのは、かつてダイエー古川橋駅前店だった建物。ダイエー古川橋駅前店は1984年2月開業。売場は1階から3階、店舗面積は14,319㎡だった。2016年3月にイオンリテールの運営となることにともない「イオン古川橋駅前店」に改称したが、全面改装のため2023年夏より順次売場を閉鎖していた。
改装中のイオン古川橋駅前。(撮影:@Yakimeshi113_Miさん)
「イオンそよら古川橋駅前」は「通う」「集う」「つながる場」をキーワードに、日常生活で一番便利な都市生活拠点として「子どもを連れて一番快適に過ごせる身近な施設」をめざすとしており、内装には木目調を取り入れた。
イオンスタイルは3フロアの総合スーパー
「イオンそよら古川橋駅前」の核店舗は総合スーパー「イオンスタイル古川橋駅前」。
食の売場では珈琲豆と世界の食品「カフェランテ」を導入するほか冷凍食品を2倍に拡充。
衣料は専門店に近い売場を複数展開。2階には「SELF+SERVICE(セルフサービス)」「トップバリュ コレクション」、3階ではスポーツ用品「スポージアム」、靴「ASBEE」の売場を設ける。
また、2階にはコスメ・健康・日用品関連を移設・集約するほか「イオン薬局」が設けられる。
約40の専門店、スタバや門真市の相談窓口を新設
1階のテーマは「フードワールド」。フードコート「ふるえきキッチン」と隣接する飲食街には「スターバックスコーヒー」、牛めし・とんかつ「松屋・松のや」、「バーガーキング」、「うどんの祥 かな泉」などが出店。食品売場との融合をはかることで「食」の世界を提案する。
2階のテーマは「コンフォートライフ」。ダイエーの雑貨店「スタンダードプロダクツ」、イオングループの「未来屋書店」などが出店する。
3階のテーマは、「ヘルシーライフスタイル」。
「ダイソー」のほか、「イオンスポーツクラブ3FIT」、「イオン新体操クラブ」(関西初出店)をはじめ、塾、クリニックなどのサービス店、さらに門真市消費生活センター・ 門真市女性サポートステーション「門真市くらしの相談窓口」が開設される。
そよら古川橋駅前・フロア構成。(リリースより)
イオンそよら古川橋駅前
大阪府門真市末広町41-2
営業時間:8時~23時(2階-3階は9時~22時)
※上記はイオンの営業時間、そのほか店舗によって異なる。
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