三菱地所はJR名古屋駅前に立地する大型複合ビル「大名古屋ビルヂング」の建て替え工事が10月末に完成したと発表した。
名駅前のシンボルが復活!
大名古屋ビルヂングは、1965年に竣工し長年に亘って名古屋駅前のシンボルとして市民に親しまれてきた同名のビルを建て替えたもので、2013年より工事が行われてきた。

大名古屋ビルヂング。
新しい大名古屋ビルヂングは地上34階建、地下4階建てで、高さは約175メートル。
名古屋駅前の新たなシンボルとして「50年、100年と親しまれるビルを目指した(三菱地所)」という。
ビル内は大きく分けて、地階~5階の「大名古屋ビル Shops & Restaurants」、7階~16階の「大名古屋ビル Lifestyle & Services」、17階~34階の「オフィスエリア」に分けられる(6階は機械室など)。

大名古屋ビルヂングフロア構成(三菱地所ウェブサイトより引用)
このうち17階以上のオフィス部分の入居は11月より開始されているほか、金融機関・保険会社・クリニックなどを集約した7階~16階の「大名古屋ビル Lifestyle & Services」の店舗も今月中に一部が開業する。
また、地階から5階までに展開される商業施設「大名古屋ビル Shops & Restaurants」は来春に開業する予定で、来春のグランドオープンに向けて工事が進んでいる。
商業施設の核は伊勢丹で、中規模セレクトショップ「イセタンハウス」として出店。名古屋市内には系列企業の三越の店舗はあるものの、伊勢丹としては名古屋初出店となる。

「イセタンハウス」ロゴ。
名古屋駅前では複数の大規模な再開発が進んでおり、隣接地には2016年中に日本郵便が「JPタワー名古屋/KITTE名古屋」を開業させる予定となっている。

建設中のJPタワー名古屋。
外部リンク:大名古屋ビルヂング竣工(三菱地所)
外部リンク:中型ファッションセレクトストア<イセタンハウス>「大名古屋ビルヂング」に2016年3月オープン(三越伊勢丹)
「宇都宮ライトレール」運営会社、2015年11月6日設立-2019年の開業目指す
宇都宮市で計画されているLRT(次世代型路面電車)の運営主体となる「宇都宮ライトレール株式会社」の設立総会が、2015年11月6日に宇都宮市内で開かれた。

起点となる宇都宮駅。
JR駅と工業団地を結ぶ
宇都宮ライトレールはJR宇都宮駅から、芳賀町の工業団地・テクノポリスセンターまでを東西に結ぶ軌道線で、沿線にはイトーヨーカドーとTOHOシネマズ、アルパカ園などが入居する大規模ショッピングセンター「ベルモール宇都宮」や、宇都宮大学も立地する。
また、将来的には東武宇都宮駅への延伸が検討されている。

予定路線図(宇都宮市ウェブサイトより引用)
宇都宮ライトレール株式会社には宇都宮市、芳賀町、関東自動車、東武鉄道、足利銀行などが出資しており、富山ライトレールと同様、線路や駅設備などは自治体が所有する上下分離方式で運営される。
路面電車が上下分離方式で運営されるのは富山ライトレールに次ぎ、国内2例目。
企業名は当初「とちぎ県央LRT株式会社」という名称が予定されていたが、分かりやすいシンプルなものとなった。
2019年の開業を目指す
宇都宮LRTは全路線の半分ほどが併用軌道(路面電車軌道)となり、当初は超低床電車17編成で運行。全線約15km、所要時間は45分ほどを想定。
運行頻度はおおよそ日中10分間隔以上、ラッシュ時は快速運転も検討している。
全線を乗車した場合の運賃は400円前後となる見込みで、開業は2019年度を予定。2027年の黒字化を目指している。
外部リンク:LRT事業の運営を担う「官民連携による新会社」の設立について(宇都宮市/PDF)
外部リンク:東西基幹公共交通(LRT)の実現に向けた取り組み(宇都宮市)