トレカパーク、多くの店舗を2018年1月までに閉店へ-古本市場の「テイツー」運営、遊戯王のルール変更も影響か

古本市場」などを運営する「テイツー」(岡山県岡山市)は、トレカ専門店「トレカパーク」のうち15店舗を2018年1月末までに閉鎖する。

かつてのトレカパーク宇都宮店。(11月閉鎖)

テイツーのトレカ店、大量出店→閉鎖へ-「遊戯王」影響か

テイツーは古書店チェーン「古本市場」や「ブック・スクウェア」などを全国展開する岡山市の企業。
トレカパークは同社のトレカ専門店業態で、商業施設内のテナントとして出店しているものも多い。
テイツーの2018年2月期第2四半期決算説明会資料によると、2018年2月期は第2四半期までに全国で10店舗を新規出店するなど、大量出店による拡大路線を走っていた。
しかし、2017年上期は新品トレカの売上が激減するなど市況の変化が大きく、第2四半期以降は新規出店の中止と、不採算店舗など15店舗の閉鎖を決定した。
売上の急速な減少は、カードゲーム「遊戯王」のルール変更に伴う影響も大きいと思われる。

閉店を発表した水戸市の店舗。

トレカパークの閉鎖店舗(括弧内は閉店日)

蒲田店(9月15日)
横須賀中央店(9月15日)
千葉中央店(9月15日)
町田店(10月15日)
熊本下通り店(10月22日)
博多駅東口店(10月22日)
柏東口店(10月31日)
布施駅前店(11月12日)
宇都宮店(11月15日)
水戸オーパ店(11月23日)
武蔵小金井店(1月15日)
平塚店(1月15日)
池袋店(1月22日)
立川店(1月22日)
広島アルパーク店(1月22日)
ホビーパーク戸塚店(2月13日)
※情報が入り次第更新・追記することがあります。

IR情報:テイツー2018年2月期第2四半期決算説明会資料
外部リンク:トレカパーク
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