アリオ松本、2017年9月10日閉店-アルピコ松本バスターミナルの核店舗

セブンアンドアイグループが運営するJR松本駅前のショッピングセンター「アリオ松本」が2017年秋ごろに閉店する。
追記:閉店日は9月10日となった。

アリオ松本。

「JR松本駅前の顔」、39年の歴史に幕へ

「アリオ松本」は1978年4月に「イトーヨーカドー松本店」として開業。
松本電鉄(2011年に「アルピコ交通」に改称)が建設した「松電バスターミナルビル」への出店で、建物は地上7階、地下1階建。1階にはアルピコ交通(松本電鉄)のバスターミナルが設けられている。売場面積は13,178㎡。
 イトーヨーカドーは1996年にショッピングセンター業態の「エスパ松本」に、2011年には「アリオ松本」となったが、核店舗としてはイトーヨーカドーが開店以来継続して出店している。

1階にはバスターミナルが設置されている。

1月に西武、コムサなど相次ぎ撤退

2011年12月のアリオ化による全面改装では、テナントとして雑貨店の「ロフト」、「ヴィレッジヴァンガード」、「パスポート」や、タワーレコードの小型店「タワーミニ」、ベビー用品「赤ちゃん本舗」、レストラン街などが出店したほか、2階と5階には準核店舗として「西武百貨店アリオ松本ショップ」も出店。これまでのイトーヨーカドー直営フロア中心の売場からイメージを一新した。

アリオ化により多くのテナントが出店した。

しかし、2017年1月には西武百貨店が全面撤退したほか、同時期にファストファッション「コムサ」、写真館「スタジオマリオ」、クリームパン「八天堂」、信州そば「こすげ亭」なども相次いで閉店。一部はヨーカドーの直営売場拡大で埋められたものの、空き店舗が目立つ状態となりつつあった。

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イオン開業を見越した閉店か-一変する松本の商業地図

アリオ松本の閉店を報じた地元紙・信濃毎日新聞によると、今回の閉店は2017年秋の開業を目指して工事が進められている「イオンモール東松本」(延床面積約97,000㎡、旧カタクラモール建替え事業)の影響を見越したものだと見られるという。
また、築40年を迎える松電ターミナルビルの老朽化も閉店の大きな要因であろう。
スクリーンショット 2016-08-13 22.29.14イオンモール東松本(イオンモール公式サイトより)。

アリオの閉店とイオンモールの開店は、松本市の商業地図を大きく塗り替えるものとなり、アリオと同じく中心市街地に立地する井上百貨店、松本パルコ、ミドリ(駅ビル)への影響も必至である。
アリオ跡の活用方法などについては発表されていないが、松本駅前の一等地であるうえにバスターミナルが入居しているということもあり、早期の再活用や再開発が望まれる。

追記:新施設は「アルピコプラザ」

アルピコ交通はアリオの建物を新たな複合商業施設「アルピコプラザ」として再活用する方針を示しており、核店舗として「デリシア」(松電ストア)が出店する。

外部リンク:アリオ松本
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