イトーヨーカドー東習志野店、物流倉庫に-2017年2月26日閉店

野村不動産は、2月26日に閉店する「イトーヨーカドー東習志野店」(習志野市)の跡地を再開発し、倉庫として活用すると発表した。
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イトーヨーカドー東習志野店。
(トップリート投資法人公式サイトより)

イトーヨーカドー東習志野店、商戦の果て倉庫に

イトーヨーカドー東習志野店は1994年11月に開店。
陸上自衛隊習志野駐屯地南側に立地し、店舗は1~4階、売場面積は16,389㎡。イトーヨーカドーはそのうち12,023㎡を占める。
鉄道駅から遠いうえに、近隣にはイオンタウン東習志野などがあり、競合が激しいことから閉店に至ったと考えられる。テナントとしては、ライトオン、ときわ書房、ダイソー、スタジオアリスなどが入居しているが、閉店に伴い、テナントも全てが撤退する予定となっている。

野村不動産の高機能物流倉庫「ランドポート」に

現在、イトーヨーカドー東習志野店の建物はトップリート投資法人が所有し、野村不動産傘下の野村不動産マスターファンド投資法人が運営を受託している。野村不動産は建物を取得後に解体し、物流施設「ランドポート東習志野」を建築する方針。
ランドポート(Land port)は野村不動産が展開する大規模高機能型物流倉庫で、2017年現在、関東・中部・近畿に合わせて12ヶ所が展開されている。

外部リンク:野村不動産・野村不動産マスターファンド投資法人 商業施設から物流施設への建替え ~賃貸バリューチェーンの進化~(野村不動産HD)
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