JR大阪環状線に新型車「323系」12月24日運行開始-45年ぶりの新造車

大阪の大動脈であるJR大阪環状線に新型電車「323系」が12月24日にデビューする。
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湖西線で試運転をおこなう323系。

大阪環状線、45年ぶりの新造車両

323系電車は20m級の3扉車で、1編成8両。大阪環状線・ゆめ咲線(桜島線)の専用車両で、大阪環状線で長年親しまれているオレンジ色(オレンジバーミリオン)の帯がアクセントとなっている。
大阪環状線では1971年の103系増備車以来新造車両は投入されておらず(他線乗り入れ車両や中古車両の投入はあったものの)、323系は実に45年ぶりの新造車両となる。
車内には大阪環状線用の車両で初となる車内案内表示装置(液晶モニター)が設置されているほか、訪日外国人向けのWi-Fiサービスも提供される。

12月24日デビュー-2018年度までに全21編成

323系は12月24日16時09分京橋駅発より営業を開始。24日にはこの1編成が、翌日の25日に3編成がデビューする予定で、2018年度までに全21編成が出揃う。それと同時期に、永年親しまれた103系の運用は消滅する予定となっている。
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103系。1963年に製造開始された。

外部リンク:「大阪環状線改造プロジェクト」進行中 初の大阪環状線専用新型車両323系がいよいよデビュー!~12月24日、営業運転を開始します~
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