ヤオコー、エイヴイを買収-250店体制目指すヤオコー、神奈川の店舗網強化

埼玉県を中心にスーパーマーケットを展開する地場有力食品スーパー「ヤオコー」(本社:埼玉県川越市)は、2017年4月に中堅食品スーパー「エイヴイ」(本社:神奈川県横須賀市)を完全子会社化する。
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ヤオコー本社(中央左)のある川越駅前。

食生活提案型で支持集めるヤオコー、M&Aを本格的に開始

ヤオコーは1890年創業の「八百幸商店」を前身に持つ。店舗数は151店舗(2016年現在)。
食生活提案型スーパーマーケット」をコンセプトに掲げ、本拠地である埼玉県内では全店舗の半数を超える85店舗を展開するなど、圧倒的な支持を獲得している。
大手スーパー「ライフ」との業務提携・PB商品の共同開発を行っているものの、株式の多くを創業家の関係会社が保有するなど自社完結型の店舗網拡大戦略を続けてきたヤオコーであるが、「250店舗体制」「売上高5,000億円達成」を掲げ、従来手薄だった埼玉県外の店舗網拡大も目指していた。

ヤオコー手薄の神奈川県、エイヴイのグループ化で攻勢

ヤオコーは2010年に神奈川県1号店となる「ヤオコー相模原下九沢店」を出店以降、ダイエー平塚店跡地への大型店舗開設など神奈川県への新規出店を推し進めている。
現在、ヤオコーの神奈川県内の店舗数は6店舗であるが、エイヴイはヤオコーが店舗網を展開していなかった横須賀、茅ヶ崎、綾瀬、町田を中心に出店しているため、ヤオコーの既存店舗網を補完することができる。
YAOKO HIratsuka
 ダイエー平塚店跡地に開店した「ヤオコー平塚宮松町店」。

エイヴイはローコストオペレーションによる低価格戦略を掲げスーパーセンター(SuC)業態店舗も手掛けており、ヤオコーの経営手法とは一線を画すため、エイヴイの屋号・店舗モデルは買収後も当面存続すると考えられる。
 ヤオコーは目標として掲げる250店舗体制の構築に向けて、更なる競合他社買収による経営規模の拡大をおこなう可能性も考えられる。

外部リンク:株式会社エイヴイおよびエイヴイ開発株式会社の株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ
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