熱海駅ビル「ラスカ熱海」11月25日開業-開発すすむ熱海、劇的に改善する買い物事情

玄関口であるJR熱海駅が大規模改装を終え、新たな駅ビル「ラスカ熱海」が11月25日にグランドオープンした。
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駅ビル「ラスカ熱海」が完成したJR熱海駅。

明るく開放感のある2代目駅ビル

ラスカ熱海は、茅ヶ崎、平塚、小田原で駅ビル「ラスカ」を手がけるJR東日本傘下の「湘南ステーションビル」が運営。建物は地上3階建てで、店舗面積は約2,600㎡。
2010年3月末で営業を終了した初代熱海駅ビル「熱海駅デパート」と旧駅舎を建て替える形で建設され、観光地の玄関口にふさわしい明るく開放感のある駅ビルとなる。
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開放感のある吹き抜けが特徴的なラスカ2階(プレスリリースより)。

成城石井から土産物店まで36店舗が出店

ラスカ熱海のコンセプトは「New Atami Style」。
熱海・伊豆初出店となる高品質食品スーパー「成城石井」や、イオン傘下のドラッグストア「ハックエクスプレス」、100円ショップ「キャンドゥ」、R&M resortが運営するベーカリーカフェ「Bakery&Table」、JR東日本グループが運営する駅カフェ「ベックスコーヒー」など36店舗が出店。
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1階・食品売場には成城石井が熱海初出店(プレスリリースより)。

また、地元熱海の土産物店も数多く出店しており、“伊勢海老の干物”で有名な「釜鶴ひもの店」や“七尾たくあん”でお馴染み「岸 朝次郎商店」などの人気店も軒を連ねる。imageラスカ熱海の全店舗リスト(プレスリリースより)。

さらに、「熱海観光案内所」や、伊豆の特産品を取扱うマルシェ「伊豆・村の駅」、屋上バーベキュー広場「デジキュー」なども整備される。

 観光案内所も設置(プレスリリースより)。

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ラスカ熱海・屋上広場(プレスリリースより)。

駅ビル開業で便利に-大型空き店舗「あうね」にも焦点

熱海駅前では、市内最高層となるタワーマンション「ザ・クレストタワー熱海」が、2017年春の完成を目指し建設工事が進んでいる。
市内最高層となるタワーマンション「ザ・クレストタワー熱海」。

ザ・クレストタワー熱海は、リーマンショックの影響により経営破綻したジョイント・コーポレーションが開発を進めていた「アデニウム熱海グランドタワー」の建設工事を引き継いだもの。熱海湾を見渡せる抜群のロケーションで、館内には源泉掛け流しの温泉大浴場が設けられる。
近年、熱海市内では廃業したホテルなどを利用して各地でリゾートマンションの建設が進んだものの、2016年時点で熱海市中心部のスーパーは市役所近くの「マックスバリュ熱海店」(旧・ヤオハンデパートが建設した建物)と「業務スーパー熱海店」しか存在しなかった上に、熱海駅近くに至ってはスーパーが1軒も無いという有様であった。
しかし、今回のラスカ熱海の誕生に加え、11月19日には市街地西部の小嵐町に24時間営業スーパー「マックスバリュエクスプレス熱海小嵐店」も開業したため、買い物環境は大きく改善。観光客のみならず、地元住民にとっても待望の駅ビル開業となった。
一方で、かつてジョイント・コーポレーションが開発していた熱海市最大の複合商業施設「aune熱海」(あうね熱海、つるやホテル跡地)は、建物自体は2008年にほぼ完成しているものの、同社の破綻により事業が凍結されて以降は一度も利用されず、手付かずの状態が続いている。
大型空き店舗「aune熱海」。
 人気観光スポット「お宮の松」の目の前にある。

ラスカ熱海の開業やタワーマンションの完成など喜ばしいニュースが続く中、熱海市民の次なる期待の目は、長年放置されているaune熱海の有効活用の行方に注がれている。

外部リンク:「ラスカ熱海」がオープンします! – JR東日本
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