三交百貨店伊勢店跡に三交イン、11月25日開業-伊勢・松阪、明暗分かれる三交跡地

伊勢市駅前の三交百貨店跡地に、ビジネスホテル「三交イン伊勢市駅前」が11月25日に開業する。
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三交イン伊勢市駅前。

三交百貨店・ジョイシティ跡、ビジネスホテルに

三交イン伊勢市駅前は、2001年に閉店した三重交通グループの百貨店「三交百貨店伊勢店・ジョイシティ」跡地に誕生。建物は12階建てで、延床面積は約3,317㎡。
1階部分には「はなの舞」などを展開する大手居酒屋チェーン・チムニーの海鮮居酒屋が「伊勢志摩さかなや道場 伊勢市駅前店」として三重県南勢地区初出店。
2階から12階は客室(129室)、大浴場「四季乃湯」となる。

大型店から宿泊施設へ-伊勢市駅前の再開発

日本を代表する観光地・伊勢神宮の玄関口として多くの観光客が利用する伊勢市駅前だが、近年は撤退した大型店跡地の活用方法が課題となっていた。
かつて南口には「ジャスコ伊勢店」(旧・岡田屋デパート時代からの店舗)が営業していたが、伊勢市郊外に「ジャスコ新伊勢ショッピングセンター」が開業するのにともない1996年に閉店。その後、建物は2001年から2002年にかけて解体されたものの、長らく空き地の状態が続いた。2010年になり、ようやく土地を所有する四日市市の不動産会社が再開発計画を打ち出すと、2013年に旅館を核とした複合施設「伊勢外宮参道 伊勢神泉」が開業し、式年遷宮で増加した観光客の宿泊需要の受け皿となった。
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伊勢外宮参道 伊勢神泉。

伊勢神宮への注目が集まるなか、かつてジャスコのすぐ近くで営業していた三交百貨店伊勢店・ジョイシティも2001年に閉店し2013年に解体されるまで12年間空きビルであり、その活用方法に注目が集まっていた。
今回の三交インの開業により、かつて伊勢市駅前の賑わいを形成していた2つの大型商業施設はともに宿泊施設へと変貌を遂げることとなった。

松阪駅前では三交百貨店跡地の活用進まず

伊勢市の三交百貨店跡地はホテルとして生まれ変わった一方で、もう1つの三交百貨店の店舗である「三交百貨店松阪店」跡地(松阪市)は未だに更地のまま(駐車場として利用)だ。
三交百貨店松阪店」(当初は三交ショッピングセンター、のち百貨店転換)はJR松阪駅前に1965年開店。長年松坂駅前を代表する商業施設として親しまれたが業績不振により2006年に閉店(会社解散)。その後、建物は解体されたものの、長期に亘って平面駐車場として利用されている。
三交百貨店2店舗の跡地は、大きく明暗が分かれる形となってしまった。

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外部リンク:「三交イン伊勢市駅前」誕生 – 三重交通

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