西武多摩湖線、9月6日全線運転再開へ-台風被害で8月22日に土砂災害

台風9号の被害により8月22日から運転を見合わせていた「西武多摩湖線・萩山~西武遊園地間」が9月6日に運転が再開される見込みとなった。
これにより、西武多摩湖線は国分寺~西武遊園地間の全区間で運転を再開することになる。
白い多摩湖線西武多摩湖線。

台風9号で土砂崩れ発生、車両が脱線

西武多摩湖線は、国分寺市の国分寺駅と東村山市の西武遊園地駅を結ぶ全長9.2kmの路線。
2016年8月22日に上陸した台風9号により、22日午前11時すぎに武蔵大和~西武遊園地間で土砂崩れが発生し、国分寺行き4両編成の列車が脱線した。261F脱線した新101系261F(写真は旧塗装時代のもの)。

線路への土砂流出と車両の脱線に伴い、萩山~西武遊園地間では1ヶ月程度の運転見合わせが見込まれていた。
しかし、復旧作業が順調に進んだため、被災後約2週間となる9月6日での復旧が見込まれることとなった。
また、脱線した当該車両である新101系261F4両編成は、その後モーター車に牽引され、玉川上水車両基地へと移動された。

西武鉄道は代行バスや終電延長、振替輸送などで対応

西武鉄道は、萩山~西武遊園地間の運休に伴う沿線利用者への応急措置として、代行バスの運行や初電・終電時間の拡大を行った。
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東村山駅西口に停車する代行バス。

武蔵大和駅利用者に対しては、東村山駅西口~武蔵大和駅前の区間で西武バスの車両による代行運転を行った。
また、自社線での振り替え輸送も行われており、西武遊園地駅利用者に対しては、徒歩数分の距離にある西武園駅への利用を呼びかけるため、西武園線の始発電車・最終電車の繰上げ・繰り下げを行ったほか、八坂駅利用者に対しては、同じく徒歩圏にある西武新宿線久米川駅への利用を呼びかけた。

一方で、東村山市は臨時駐輪場を東村山駅・萩山駅に設置するなど、官民一体となって沿線利用者へのバックアップにあたった。スクリーンショット 2016-09-01 17.38.16西武の路線網が張り巡らされた東村山市内。
土砂災害は大和~西武遊園地間で発生した。
(google mapより作成)

東村山市には西武鉄道の7路線8駅が存在するため、市内に張り巡らされた西武の路線網がこれらの柔軟な対応を可能にした。今回のように萩山~西武遊園地間で不通となっても、利用者は市内の他の路線・駅を利用すればよく、その駅が臨時の輸送拠点となることで、スムーズな輸送体系を築くことができた。

外部リンク:多摩湖線運転再開について(西武鉄道ホームページ)

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