いちまる、続々と「マックスバリュ」に転換-旗艦店でも屋号消滅

十勝地方の地場大手スーパー「いちまる」の旗艦店「イーストモール」(帯広市)の核店舗「イーストモールいちまる」が7月22日で閉店し、7月29日より新たにマックスバリュとして生まれ変わる。
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イーストモールいちまる(MV北海道サイトより)。

提携巡り迷走、結局イオングループになり「マックスバリュ」化

いちまるは1955年に帯広市創業したスーパーマーケットで、十勝地方では「フクハラ」(アークスグループ)、「ダイイチ」(セブンアイグループ)と並ぶ地場大手スーパーマーケットの1つだった。

プラザ。いちまる池田店(MV北海道サイトより)。

いちまるは2000年より道内最大手の地場スーパー「ラルズ」(アークスグループ)との業務提携を発表したが、2003年に離脱。
2005年からは全日食グループとなり、さらに2011年には地場スーパー「ダイイチ」との業務資本提携を発表したものの、2013年7月にダイイチがセブンアイグループとなると、袂を分かつ形で2013年10月にイオングループ入りしていた。
その後、スーパーの「いちまる」は2015年10月より「マックスバリュ北海道」の運営となり、法人としての「いちまる」は不動産管理や、旧いちまる店舗内外での衣料品店、飲食店の経営などを行う企業となっている。

イーストモール、惣菜など強化-衣料は今後もいちまる運営

「イーストモールいちまる」は1999年に開店したショッピングセンター。
売場面積は4,138㎡で、マックスバリュグループとなっている「いちまる」の食品スーパーのほかに、現在も「いちまる」が運営する「生活衣料館」「レストランひまわり」「サーティーワン」(FC)なども出店している。
今回のマックスバリュ転換では、地場生鮮品を強化したほか、中食需要の高まりから和惣菜・サラダ売場の売場を2倍に拡大。 さらに、惣菜バイキングコーナーなどを新たに設けるという。
また、イーストモール内のヤマダ電機跡には、新たに大型書店「岡書」とTSUTAYAが出店する。
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改装後のイーストモール(MV北海道サイトより)。

消える「いちまる」-屋号消滅も間近か

帯広市周辺では2016年3月までマックスバリュの店舗が無かったものの、いちまるのイオングループ入り後はいちまる店舗のマックスバリュ転換が相次いでおり、3月には「プラザ。いちまる」(帯広市)、5月には「パルティいちまる」(中札内村)を、それぞれ「マックスバリュ稲田店」、「マックスバリュ中札内店」に転換している。
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マックスバリュに転換した「パルティいちまる」(MV北海道サイトより)。

早急な屋号転換の動きは、これまで未出店地域であった帯広地区において「マックスバリュ」の知名度を上げたいという思惑もあると考えられ、近い将来「いちまる」の屋号が消えることも予想される。
地場スーパーが次々と大手傘下入りしている十勝地方。店舗が改装されることは喜ばしい反面、十勝に永年根付いてきた屋号の消滅を淋しく思う人も多いであろう。パーク1-
永年親しまれた「一に○」のマークも数年後には消滅か。
(パークいちまる、MV北海道サイトより)。

※画像はマックスバリュ北海道ウェブサイトより引用。
(一部画質補正、トリミング)

外部リンク:イーストモールいちまるが生まれ変わります!7 月29 日(金)「マックスバリュイーストモール店」リニューアルオープン!(マックスバリュ北海道、PDF)
外部リンク:いちまる

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