西友仙台泉店、2016年9月閉店-スケート聖地も存続危機

仙台市泉区の「西友仙台泉店」が、業績不振により9月19日をもって閉店することが分かった。
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閉店が発表された西友仙台泉店。

旧ダイエー泉店を引き継いだ西友、開店10年目で閉店

西友仙台泉店は泉区高玉町にある郊外型SC「仙台泉ショッピングセンター」の核店舗で、店舗面積は約6,400㎡。
同SCは旧ダイエー泉店を核に1988年にオープンしたが、ダイエーは2005年に業績不振で閉店。
翌年2006年、旧ダイエーの建物を引き継いだ西友が仙台泉店を開業し、今年でオープン10年目を迎えていた。
しかし、近隣の「イトーヨーカドー仙台泉店」が2013年に「アリオ仙台泉」に全面改装された影響もあり、業績不振のためにかつて売場があった2階は閉鎖、飲食テナントの撤退などが続いており、業績不振が改善しないために今年9月をもって閉店する運びとなった。
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かつて営業していた2階は閉鎖されてしまった。

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 アリオ仙台泉。様々なテナントが出店する。

SC隣には巨大空き地、一体的な大規模再開発の気配

現在、仙台泉SCの隣には敷地面積約35,000㎡の空き地が存在する。
これは昨年まで入居していた大型中古車販売店「カーチス仙台販売センター」が泉区七北田新道の旧いずみパワーモール跡地へ移転したことにより生じた空き地で、移転後は地元の不動産関連会社が土地を取得している。
さらに、不動産関連会社は現在三井不動産が所有する同SCの敷地約65,000㎡の取得にも動いており、近い将来、空き地とSCの敷地を合わせた総面積10万㎡超の大規模再開発が見込まれている。P1040394SC駐車場と奥の空き地。一体的な大規模再開発が見込まれる。

今回の西友仙台泉店・仙台泉SCの閉店によって、泉区高玉町の大規模再開発の動きはより一層加速しそうだ。

荒川、羽生を生んだ日本フィギュアの聖地「アイスリンク仙台」、再び存続危機に

仙台泉SCにはスケートリンク「アイスリンク仙台」が入居する。アイスリンク仙台は、トリノオリンピックフィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香と、ソチオリンビック男子金メダリストの羽生結弦などの有名選手が練習拠点としていたことで知られており、日本フィギュアスケート界の「聖地」と称されている。
しかし、これまで経営不振や東日本大震災による被害などで一時閉鎖を繰り返し、度重なる存続の危機に立たされてきた。
現在は黒字経営を維持しているものの、継続的な経費の削減を強いられている。P1040392
荒川選手や羽生選手が拠点としていたアイスリンク仙台。
再びの存続危機に。

今回の西友の撤退と大規模再開発の計画次第では同リンクへの影響は必至であり、フィギュアスケートの「聖地」は再び存続の危機に立たされることとなった。

外部リンク:西友仙台泉店

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