【熊本地震】鶴屋百貨店八代生活彩館、2016年4月閉店-倒壊の恐れ

熊本県八代市の百貨店「鶴屋百貨店 八代生活彩館」が、熊本地震の影響で閉店することとなった。
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鶴屋百貨店八代生活彩館。

八代市中心部の核店舗、倒壊の恐れで閉店

鶴屋百貨店八代生活彩館は1990年開店。八代市本町2丁目商店街立体駐車場の下層階にあり、店舗は3階建てで1階が食品、2階が衣料品、3階が催事場(閉鎖の場合あり)となっていた。
熊本地震では、八代市は震度6弱の揺れを記録。その後も震度5強の余震に襲われており、鶴屋生活彩館が入居するビルは建物の損傷が激しく、倒壊の恐れがあるという。
鶴屋百貨店では、今後「生活彩館」の一部商品をロードサイドの八代店(ACT-6、2階建てのギフトサロン店)で販売する予定。
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鶴屋八代店(サロン店)。国道3号線沿いに出店する。

八代生活彩館は本町2丁目商店街の核店舗で、閉店は商店街への影響も大きいと考えられる。
建物を所有する商店街組合では、立体駐車場を含めての建て替えを検討しているというが、資金などの面から再建には時間がかかりそうだ。

外部リンク:鶴屋百貨店
外部リンク:八代生活彩館閉店のお知らせ
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