オーケー新鮮市場、マルミヤストアが買収-事実上の救済合併

流通グループ「リテールパートナーズ」傘下で、九州でスーパーマーケットを展開する中堅スーパー「マルミヤストア」(佐伯市)は、大分市の地場中堅スーパー「オーケー新鮮市場」(以下、新鮮市場)を買収すると発表した。
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オーケー新鮮市場の本店である新鮮市場EX高崎店。

またも経営破綻寸前だった新鮮市場、マルミヤが救済

オーケーは1978年に大分市で食品スーパーとして創業。
かつては「マイフレンドショップ・ラッキー」の愛称で知られていたが、競争激化により経営が悪化。経営再建のたびに「オーケーマート」、「新鮮市場」と屋号を変えて営業していた。
2000年代に入ってからは小型店の閉鎖と積極的な新規出店を実施、岐阜県のスーパー「バロー」のプライベートブランドを導入するなど店舗改革を行ってきたが、近年はドラッグストアなどとの競争により赤字が続いており、マルミヤによる事実上の救済合併とみられる。買収額は20億円。
2015年2月期時点の新鮮市場の営業店舗は24店舗、年商130億5500万円、純利益マイナス2億3000万円。

西日本有数のチェーンに成長する「リテールパートナーズ」

マルミヤストアは1972年に佐伯市で創業。
創業地がすぐ近くの「寿屋」「ジョイフル」に触発される形で1980年代から大規模なチェーン展開を開始、2016年3月現在で九州全土に「マルミヤストア」41店舗、子会社のディスカウントストア「アタックス」22店舗などを展開している。
2015年には山口県の総合スーパー「丸久」(防府市)と共同持株会社「リテールパートナーズ」を設立、その傘下となっていた。
今回の買収に伴い、リテールパートナーズ傘下のスーパーマーケットは約1割増えて172店舗、年商は約1,300億円規模となる見込みで、リテールパートナーズは西日本有数のスーパーマーケットグループへと成長する。
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マルミヤストア別府駅店。

新鮮市場は6店舗閉鎖、当面は屋号維持

今後、新鮮市場は6店舗を閉鎖した上で、マルミヤストアが設立するマルミヤ100%出資の子会社「新鮮マーケット」が2016年6月24日より18店舗の経営を継承する。
屋号は当面「新鮮市場」のままとなる予定だが、大分合同新聞の報道によると、18店舗のうち3店舗はマルミヤストアグループのディスカウントストア「アタックス」に転換する可能性が高いとみられる。

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追記:閉鎖予定店舗は以下の通り

閉鎖されるのは、高崎店、森店、西大在店、敷戸店(大分市)、中津北店、蠣瀬店(中津市)。
高崎店は本店。中津北店はショッピングセンターの核店舗。
このほか、鶴崎店(大分市)、日出店(日出町)、安岐店(国東市)、花月店(日田市)はマルミヤ系ディスカウントストア「アタックス」の運営に転換するという。

外部リンク:マルミヤストア
外部リンク:新鮮市場
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