マルカン百貨店、リノベーションで存続の動き

花巻市の「花巻家守舎」は、3月18日に、今年6月の閉店を発表している「マルカン百貨店」をリノベーションした上で、経営を引き継ぐことを検討していると発表した。
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マルカン百貨店。

地元の不動産リノベーション企業、改装を検討

「花巻家守舎」は花巻市に本社を置く地元木材店の代表取締役である小友康広氏が立ち上げた企業で、花巻市中心部で遊休不動産のリノベーション事業(改装再活用)を行うことによって花巻市中心部全体の価値を高めることを目標にしている。
昨年11月には、リノベーション事業の第一段として、花巻駅近くの空きビルを飲食店、ヨガスタジオ、レンタルオフィスなどが入居するビルへとリノベーションしていた。
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花巻市の中心商店街。

マルカン百貨店は1957年開店。地上8階、地下1階(売場は6階まで)、売場面積は約4,700㎡。花巻市唯一の百貨店であり、同市の中心市街地の核店舗となっている。
特に有名なのが6階の大食堂で、高さ約25センチの巨大ソフトクリームは同市の名物の1つとなっていた。
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マルカン百貨店の大食堂。
(マルカンウェブサイトより引用)

最近は大食堂がメディアに取り上げられる機会も多く、大食堂に観光客の姿も見られるようになった一方で、2011年には地階の食品売場を閉鎖。大食堂以外を訪れる客は少なかった。
近年は建物の老朽化が進行、建物に耐震性がないために閉店を決めたという。
閉店発表後からは、地元高校生などによって存続に向けた署名運動が展開されていた。

マルカン百貨店も協力の姿勢

花巻家守舎はマルカン百貨店のリノベーションについて、耐震補強を行い6階の大食堂は現状のまま存続させた上で他フロアを改装、テナントを導入することを検討しており、マルカン百貨店もリノベーション事業に対して協力する姿勢を示している。
ただし、耐震性や収益面などを検討した上で、状況によっては計画を中止する可能性もあるという。
今後、運営に協力する企業や出店テナントの募集も行う予定。リノベーション計画の詳細については、3月20日18:00から 花巻市生涯学園都市会館でおこなう記者会見において発表するとしている。

外部リンク:マルカン百貨店 運営引き継ぎ検討に関するお知らせ (小友木材店、PDF)
外部リンク:マルカン百貨店
外部リンク:マルカングループ
関連記事:マルカン百貨店、6月7日閉店

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