マルショク流川通り店、今秋ごろ開店-旧本店、ようやく復活

九州の大手スーパー「マルショクサンリブグループ」が、JR別府駅近くの商店街に「マルショク流川通り店」を出店することが分かった。
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 工事中のマルショク流川通り店予定地。

マルショク旧本店、ようやく復活

マルショクが出店するのは別府市中心部の流川通りで、もともと1957年から2013年まで営業していた「マルショク流川店」の跡地。JR別府駅に近く、周囲には商店街が広がる。
マルショクは1947年に別府市で創業。開店当時の流川店は木造の建物だったが、その後増築を繰り返し、1960年代には事実上のマルショク本店となり、1966年末の増築で総合スーパー化した。1981年の増築時には温泉噴出事故も起きている。
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大規模増築・総合スーパー化した直後のチラシ(1966年)。

流川店は最終的に6階建(売場は4階まで、7,500㎡)となり、多くのテナントも出店していたが、近年は建物の老朽化が著しく、2013年2月を以て閉店していた。
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マルショク流川店の旧店舗。2013年に閉店した。

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店舗そばのソルパセオ銀座商店街。
飲食店が多く、夜間に賑わう。

新しいマルショク流川店は1階建てで、食品を中心とした店舗。店舗前には平面駐車場を設置する。売場面積は1,000㎡~2,000㎡ほどが見込まれる。
開店時期は2016年9月ごろを予定している。
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出店予定地(Googleマップを用いて作成)。
旧店舗は図の駐車場部分まで店舗として活用していた。

マルショク大分本社、7年ぶりの新規出店-新時代のモデル店となれるか?

マルショクサンリブグループのうち、大分県・熊本県・宮崎県・福岡県京築地区の店を管轄する「株式会社マルショク」(本社:大分市、2016年3月現在の店舗数84店)は、かつて100店以上の店舗を抱えたが、ディスカウントドラッグなどとの競争による急速な業績悪化に伴い2009年のマルショク舞鶴店(大分市)、マルショク御船店(熊本県御船町)開店以降は新規出店を凍結。以降は、長年に亘って不採算店舗と老朽店舗の閉鎖などの合理化を行ってきた。
 合理化の過程で、近年は店舗の雨漏りや故障部分が修復されていない事例も目立つようになっており、先行きが不安視されていた。
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一部売場を閉鎖している店舗もかなり多い。

マルショクは創業地の別府市においても、2013年の流川店閉店以降に青山店、春木店を閉鎖。店舗数を大幅に減らし、別府市内全体では10店舗となっていた。
マルショク流川通り店のそばには「トキハ別府店」、「ゆめタウン別府」、「えきマチ一丁目別府」(旧別府ステーションセンター、核:マルミヤストア別府駅店)、「ドラッグストアモリ流川店」など競合店が数多くあり、中途半端な店づくりでは苦戦を強いられることは目に見えている。
観光地の中心部への出店であり、また高齢者の利用も多いと思われるため、それらをターゲットとしたちょっとした飲食コーナー(フードコート)や休憩所、土産品コーナーなどもあれば望ましいだろう。
新たなマルショク流川通り店が新時代のマルショクのモデル店舗となることができるかどうか注目される。

外部リンク:マルショク・サンリブグループ

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