JR三江線の廃線を検討-JR西、2017年にも

JR西日本がJR三江線を廃止する方針であることが明らかになった。
JRグループが100km以上の長大路線の全線廃止を表明したのは、新幹線の並行在来線を除くと21世紀になって初。

開通から僅か40年、役目果たせず

三江線は、広島県の三次駅から島根県の江津駅を結ぶ108.1kmの路線。
山陰と山陽を結ぶ、いわゆる陰陽連絡線の1つで、1975年に全通した。 しかし、全通時には既に輸送の主役は自動車となっており、定期優等列車は運行されることはなかった。
現在は全ての列車が原則としてキハ120形の1両編成で運行されており、全線通しで運行される列車は2往復のみ。JR西日本では最も輸送密度が低い路線となっている。
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終点となるJR三次駅。

利用者の低迷を打開するために、地元自治体とJR西日本で作る「三江線活性化協議会」は、7月には宝探しイベントを開催、9月には神楽列車を運行するなど、沿線でのイベント実施や、団体列車の運行を企画。利用者の確保に努めてきた。
一方で、三江線は度々災害により不通となっており、近年は2013年8月の豪雨で大きな被害を受け、2014年7月までの長期に亘り一部区間が普通となっていた。
また、2015年9月28日には、増発を要望してる地元に対して、JR西日本側が「増発には行き違い設備の復活のために約17億円の費用がかかるために困難である」との試算を発表したばかりだった。

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