三越伊勢丹がCCCと業務提携、Tポイント導入

三越伊勢丹ホールディングスは10月2日にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との業務提携を発表した。
2016年春をめどに三越伊勢丹各店において「Tポイント」を導入するほか、両社の出資でマーケティング事業を推進する新会社を設立、また、商業施設の開発などといった新たなプロジェクトを展開する。
追記:Tポイント導入は2016年5月25日からとなる。
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新宿伊勢丹。

「Tポイント」百貨店初導入

CCCは、同社が運営する複合書店「蔦屋書店」、レンタルショップ「TSUTAYA」などで使える共通ポイントサービス「Tポイント」を展開しており、2013年からは「代官山 蔦屋書店」のノウハウを活用して「武雄市図書館」の委託運営に乗り出すなど、事業の拡大を図っている。
CCC発表によると、2015年現在、Tポイントの会員数は5,000万人を超える。

 ポイントカードの導入は百貨店においても進んでおり、大丸松坂屋百貨店では独自のポイントカードに加えて楽天が展開する共通ポイントサービス「Rポイント」を導入している。
百貨店へのTポイント導入は、2015年5月のリウボウ(那覇市)に次いで2例目。三越伊勢丹では、税別200円につきTポイントが1ポイント貯まるようになる予定となっている(1ポイント=1円から使用可能)。

外部リンク:CCC様との包括的提携に向けた基本合意について(三越伊勢丹)

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