マークイズ福岡ももち、2018年11月21日開業-旧・ホークスタウン跡地

福岡県福岡市中央区地行浜のヤフオクドーム前・旧ホークスタウン跡地に、三菱地所のショッピングセンター「マークイズ福岡ももち」(MARK IS 福岡ももち)が11月21日に開業する。

マークイズ福岡ももち。

ホークスタウンモール跡地を再開発した新施設

「マークイズ」は三菱地所が運営するショッピングセンターで、2013年に開業した「マークイズ静岡」「マークイズみなとみらい」に続く3店舗目。かつてこの場所にはダイエーグループが運営する「ホークスタウンモール」があったが、末期には空き店舗が目立つ状態となっており、2015年には三菱地所に売却されたのち2016年3月31日を以て閉館していた。
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ホークスタウンモール。

マークイズ福岡ももち商業施設棟の本体棟は、地上4階塔屋1階建、アネックス棟は地上8階建。店舗面積は約48,000㎡、延床面積は約125,000㎡、駐車場台数は約1,300台。運営は三菱地所リテールマネジメントが行う。
また、隣接して28階建てのタワーマンション(分譲マンション)が2棟建設されている。

隣接して立体駐車場棟も設けられる。

コンセプトに「モモチゴコチ ~まいにちも、とっておきも。~」を掲げ、シーサイドももちの立地を活かした幅広い客層を意識した施設づくりを目指す。
また、かつてホークスタウンモールに出店していた大型ライブハウス「Zepp福岡」も再出店するが、同じく同モールに出店していた「HKT48劇場」は再出店しない。

163店舗が出店-核はハローデイ、「ドラ鳥」も

テナント数は163店、そのうち、新業態は9店舗、福岡県内初出店は44店舗となる。
1階には核テナントとしてスーパーマーケット「ハローデイ」、ファストファッション「ユニクロ」、家具・インテリア「ニトリ」などが出店。ニトリは1階から2階にかけてのメゾネット店舗となる。
このほか、JR九州の青果店「八百屋の九ちゃん」、注目の若手パティシエによる洋菓子店「Pâtisserie LA VIE DE GÂTEAU(ラヴィドゥガトー)」などが出店する。

1階・館内イメージ(公式サイトより)。

2階には九州初進出となるカリフォルニア発のコンセプトアパレルストア「RHC ロンハーマン(RHC Ron Herman)」をはじめ、アパレルショップとして「JOURNAL STANDARD relume」「nano・universe」「FREAK’S STORE」などが出店。このほか、インテリア「ACTUS」、積文館書店が運営する「TSUTAYA BOOK STORE」なども出店する。
また「MARK IS デッキ」に面してライブホール「Zepp Fukuoka」も入居する。

2階・Zeppへと続くデッキのイメージ(公式サイトより)。

3階には玩具・ベビー用品の「トイザらス」「ベビーザらス」、
ファストファッション「GU」、動物ふれあいカフェ「もふあにまるかふぇ」、子供向け遊戯場「あそびパークPLUS」などが出店。
また、飲食街として「ももキチ フードコート」「ももキチ レストラン」も設けられ、話題沸騰となっている伊万里の人気店「ドライブイン鳥」も出店する(店内にゾンビは出現しない見込み)。
4階にはDXを導入したシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ福岡ももち」、VR Zone Portal併設のアミューズメント施設「namco」、家電量販店「ビックカメラ×コジマ」などが出店する。
5階(屋上)は駐車場となる。

2021年度には、福岡市南部の青果市場跡地に三井不動産が「ららぽーと級」の商業施設の建設を発表しており、両社の店舗は距離があるといえども、福岡市内で大手不動産会社2社の”旗艦商業施設”が激突することになる。

MARK IS 福岡ももち

住所:福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2-1
営業時間:10:00~21:00(飲食街は11:00~22:00など)

外部リンク:MARK IS 福岡ももち
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