iDC大塚家具春日部ショールーム、2018年5月27日閉店-創業地・春日部の大型店、再開発検討地域に

東武鉄道春日部駅西口の大型家具店「iDC大塚家具 春日部ショールーム」(以下、春日部店)が、2018年5月27日に閉店する。
iDC大塚家具春日部ショールーム。

創業地春日部の大型店-“親子対決”の象徴だった

iDC大塚家具春日部店は1997年4月開店。建物は地上4階建てで、店舗面積は10,722㎡。
施設は1996年より隣接地に移転した「イトーヨーカドー春日部店(初代)」の建物を居抜きで活用しており、建物はイトーヨーカドーが所有する。
春日部市は大塚家具の創業地として知られる。春日部駅東口には2015年の「お家騒動」で旧会長・大塚勝久氏が退社後に設立した新会社の旗艦店「匠大塚 春日部本店」(旧西武百貨店春日部店)が立地し、娘・久美子氏が社長を務めるiDC大塚家具の春日部店とは「親子対決」の象徴として語られることも多かった。
匠大塚春日部本店。(旧西武百貨店春日部店)

再開発を前に閉店へ-27階建てタワマンに?

iDC大塚家具春日部店の建物は「春日部市中央一丁目地区市街地再開発」の対象地域に含まれている。
同地区では2014年5月に再開発準備組合が設立。再開発では27階建ての複合タワーマンションを建設する構想があり、再開発が認可されれば、周辺の景色は一変する可能性がある。

外部リンク:iDC大塚家具春日部ショールーム
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